fc2ブログ

さわってほしい

ここでは、「さわってほしい」 に関する記事を紹介しています。


★新館・旧館・別館の構成★

1.新館、通常更新のブログ

2.別館、女性向けSMあまあまロマンス
つまりここ↑

旧館バナー
↑本館の旧コンテンツを見たい方はここに
プライベートモードです。パスワードは「すぱんきんぐ」
画像のリンク先は自己責任でお願いします




性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。

 
 
 耐え切れなくて思わずこぶしへ歯を立てた。全身が冷や汗でぬるぬるしている。レザーのソファの上で体の向きを変えると、皮が張り付いていて気持ちが悪い。波が来る。思わず目を閉じた。突き出した顎の先から汗が流れてポツリと落ちる。思わず握っていたこぶしで目を覆う。体を走り抜ける排泄の欲求。辛い。後、どれくらい耐えればいいのか。
「何分起った?」
「二十分。後十分だ」
 おいおい、聞くなよ。目の前に時計があるだろう。というように各務は 微笑む。俺は顔を上げて息を吸い込む。後、十分。張り付いた髪を掻き揚げる。歯をくいしばる。ソファの肘掛を握りこむ。後十分。次の波が来る。く そっ!全身に力をいれて押し留める。
 あ、あ、あ……。悪寒が繰り返し襲ってくる。何なんだよ!いったい。
 昨日、俺は奴に診察台に拘束されたまま、グリセリン五十パーセント溶液百CCで浣腸された。惨めだったけど、拘束はすぐに解かれて俺はトイレに駆け込んだ。その後、奴は、潤滑油をつけて俺の尻の穴に指を突っ込んで掻き回しやがった。
だが、昨日はそれで開放されて、俺は用意された風呂にゆっくりつかり、自分の部屋へ戻ると運ばれてきた食事をとって、ベッドへ倒れこんで眠ってしまった。眠りは浅く、繰り返し体が痙攣するように跳ねて目が覚めてしまうようなものだったけど。
 そして今日の午後である。もう一度各務は、浣腸した。それも、懇切丁寧に内容を説明されての浣腸だ。夜に高原の野郎が、俺を抱くためにやってくる。それまでに、男に抱かれるための準備をするんだと聞かされた俺は、分かっていたのにのめりこみそうな絶望を味わった。
 今度はソファの上にうつぶせの姿勢をとらされた。拘束が無かった代わりに5分待たされて排泄。二度目だからって、惨めでいたたまれないのは同じだった。その後は、今度は石鹸水で三百CC。十分こらえて排泄。そして今度はイルリガートルという専用の器具を使った。点滴と同じしくみで、高い位置に溶液を入れた器具を吊るして、その水圧差で体内に溶液を流し込んでいくのだ。俺の腹の中には六百CCの温水が入っていた。しかも、三十分も持ちこたえろと言われている。正直何度も排泄したせいで温水なのに腹の中をこすり上げられたように沁みる。それにすっかり敏感になってしまったのか、あっというまに出したくなってしまうんだ。
 息が震える。ソファの上で何度も座りなおす俺を各務は斜め向かいの椅子に座ってじっと見ている。俺が悪寒に震え、冷や汗をかきながら、のたうつのを楽しんでいるのだ。
「もう、だめ」
 悔しいが、こらえ切れそうに無い。目を閉じたまま、必死に懇願する。
「後五分だ」
「……」
  分かってるよ!そんな事!泣きそうになって、俺は、そうなった事が許せず、ソファにこぶしを叩きつける。すぐまた……次の波が来る。目をぎゅっとつぶって 体全体の力を振り絞る。息をつく事も出来ないほどの、激しい衝動。あ・あ……。こいつ、こいつ絶対にサディストだ。二十五分も三十分もたいして違わないだろうに……。俺は必死で椅子の肘掛にしがみつく、いくらおなかはすでに空っぽで、体の中に入っているのはお湯だけだって言ったって、絶対にトイレ以外のところで漏らしちまうのなんか嫌だった。


 


↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

 ようやく、三十分経った時、椅子から立ち上がるのさえ一苦労だった。全部絞り出してシャワーを浴びて戻ってきた俺に、各務は、カーテンの向こうの台に上るように顎で差ししめした。

「……今度は何」
「アヌスの拡張だ。いきなり突っ込まれると裂ける」
 言い返す言葉は何も無かった。だって、何を言おうと儀式のように物事は淡々と進んでいくのだ。
「今度はうつぶせになって……」
 くっそ!尻を、向けろって言うのかよ!
 ところが、相手の要求している事はもっと悪かった、あいつは腹の下に三角形のクッションを差込み俺が、尻を突き出さずにはいられないような姿勢を取らせた上で、手足を拘束したのだ。
 カチャカチャと、金具をひとつずつ止める音を聞いていると、心臓は聞こえるほどに鳴り響き、体を絞り上げられるような、心もとなさと不安が押し寄せてくる。その上、どういうわけか、縛めに対する静かな期待と恐怖がひたひたと寄せて来て、何故だか性的に興奮してくる。ひとつ。また、ひとつと……俺の自由が奪われていくのを見つめずにはいられない。すると、どこも触っていないのに俺のペニスはだんだんと頭をもたげてきているのだった。

 気付かれなければいい。祈っている俺の気持ちとは反対に、拘束の金具を締め上げた彼はいきなり足の間から手を差し入れてきた。
「あう」
 予想もしていなかっただけに、俺は、恥ずかしくも腰を大きく突き上げて、まるで、もっとというように奴の目の前で腰を揺すってしまった。
「少しお腹を持ち上げて」
 握られているんだ。言われたとおりに素直に従うしか無かった。何かがペニスの周りに取り付けられた。しかも奴は、それを結構きつく引いた。
「う……っく」
「コックリングだよ。これをしていると射精できない」
 説明しながら、各務はリンクを根元へ押し下げて、再びしっかりと引き絞る。

  それから、リモコンを使って、足を載せている台を操作した。恥ずかしい仕掛けはゆっくりと開いて行き、俺は大きく足を拡げた格好に固定された。腕は反対に ゆっくりと閉じてXの先のように開いていた両腕はまっすぐに引き伸ばされる。各務は、また手袋をはめて、パチンパチンと音を立てながら俺の尻にかがみこんだ。
「昨日触診やったから、もう知っているね。まず潤滑油を塗るよ」
「うううう……」
 しわを伸ばし穴に塗りこめるように動く手。俺は背筋をのけぞらせながらずり上がる。無意識の動作だった。薬を足してはまた塗り拡げるといった事がいつまでも続き。俺はパンパンに張ったペニスを思わずベッドに擦り付けた。
「おっと。だめだめ」
 各務が、腰の動きを封じるために、クッションの位置をずらす。それから、ゆっくりと指を突き立ててきた。
「あ……あ……あ……。く、う……」
 昨日も今日も感じるのは痛みと嫌悪感と屈辱だけの筈だった。だが、各務は中にも薬を塗り拡げるようにしながら指を廻す。すこしずつ、すこしずつ……深く入り込んでくる指が確実に、俺がどう思おうと「感じさせる事が出来る」という事実を見せ付けようとしていた。
「あ……あう」
 急に強い気持ちよさを感じて俺はビクンと、跳ねた。
「この辺りかな」
  前立腺。男にとってはペニスと同じくらい快感を感じる道具。まっとうな生き方をしていれば、どこにあるのか知らないまま人生を終えたって不思議じゃなかった。体が熱くなり、息が上がってくる。強くも無く、弱くも無い。けれど確実に俺を追い上げるポイントを掴んだ各務は、容赦なく刺激を繰り返す。俺は、枕を 噛み、必死で声を押し殺した。
「も、もういいよ。もう、十分……」
「まだまだ、これから拡張しなきゃいけないからね」
「拡張……」
 出入りしていた指はいつの間にか二本になっている。俺は別々な指にあの中を掻き拡げられるという事態を必死にこらえた。指は、傍若無人にくちゃくちゃ音を立てながらかき混ぜてくる。
 聞かれているこんな卑猥な音を。……最低の男に。
やがて指は三本になろうとしていた。だが、今日が初めてなのだ。そう簡単に要求通りの大きさに拡がりそうになかった。痛みが突き抜け、体がこわばる。やがて、三本に増やすのはあきらめたのか、中指と人差し指を揃えて中を探るようにしてくる。アナルが熱い。粘りつくような途切れの無い快感がゆっくりと姿を表し始めていた。
 なんとかして気をそらさないと……。正直、焦っていた。体が勝手にどこか俺の知らない方へ突っ走り始めていた。
「昨日……」
「うん?」
「昨日、道尿の前に、注射器で……入れたの……な、なに?」
「キシロカインゼリーだよ。潤滑剤だ。そのまま無理矢理入れると、不必要に痛い」
 指が中指一本に変更されるその代わり深いところまで刺し抜きされた。十回ほど出入りするとカリカリと引っかくような、こそばゆい動きをする。それから方向を変えてまたピストン運動。高まりが頭をもたげ始めている。コックリングでせき止められたペニスは痛いほどに張り詰めていた。
「なんで……三回も……浣腸したのさ」
「中身を出して、石鹸で洗って、濯いだだけだよ」
 指がくりくりと廻りながら出入りすると、俺はあまりの快感に溜まらずに腰をもたげてしまいそうになった。あ……あああ……クッ、くう。
「……こんな事…いつも、するわけ?」
「奴が来るときだけだよ。もちろん肛門の拡張だけは毎日するがね。大丈夫。奴は忙しい体だ。お相手は月に二、三回だと思う」
「あんた、こんな事して面白いの?」
「ふふ。面白いよ。特にきみのように綺麗な子だとね。嫌がる様がなんともいえない」
  指はまた新しい潤滑油を付けて、もう一度入って来る。だけど、口で言うほど各務は面白がっているようには、見えなかった。素っ裸の男を大の字に拘束して尻の穴をかき混ぜてひいひい言わせながら、自分は服を着たまま。ワイシャツの第一ボタンしか外していないし、まったく息も乱していない。ただただ、冷静に俺の反応をはかり、俺の尻の穴の具合を見て、あれこれ工夫を凝らして手を動かしている。
 二本。無理矢理こねくるように三本、ああああ…。嫌だ。はらわたを直にかき混ぜられているような嫌悪感と即物的な快感の間で俺は何度も跳ね回らずにはいられなかった




↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

 

 午後の間中、さんざん各務に弄りまわされた俺は、本命の高原弓人が来た時には、もうくたくたになっていて、逆らう気力も無かった。中も外も綺麗に洗われて、さあ、どうぞ食べてくださいと差し出された生贄さ。しかも、各務の奴は最後までコックリングを外すのを許してくれなかったから、あれだけひいひい言わせられたのに俺は一回も射精してなかった。頭の中は『早くいきたい。射精したい』ただ、ただ、それだけ。
 高原もそれは知っていたはずだ。会うなりいきなりのディープキスをしながら、つかんできたからね。なのに、差し向かいで夕食を食べさせられた。コックが作ったフルコース。ワインを飲んで、 コーヒーを楽しんで…。きれいごとの会話をする。その間、俺のあそこは立ち上がったまま。ちょっと身動きするたびにためいきをつかずにはいられないんだ。俺が上気した頬を、必死に目をそらしてごまかそうとしているのを眺めて、高原は楽しんでいた。
 食事が終わってプレイルームに連れて行かれた。その部屋は、昨日、各務と過ごした部屋よりも、もっと設備が整った部屋だった。ドアを開けた瞬間、俺は回れ右をして逃げ出そうとして、計ったように待ちかまえていた高原に腕を掴まれた。
何も考えていない反射的な動作だったと思う。恐怖。ただそれだけ……。そこは、プレイルームって言うより拷問部屋のようだった。鎖、磔台。滑車。一辺に青ざめた俺は、部屋の中に無理矢理引きずり込まれた。
「心配しなくてもいい。時間はたっぷりある。何しろ、8年だからな。最初からハードな事はしない」
 喉奥でくっくっと笑われても、何の慰めにもならない。
「あ、あんた……サディストなの?」
「まあね」
 俺は、ぎゅっと目を瞑った。そんな事は、昨日マドラーで突き回された時から分かっていたはずなのに、目の前の現実を受け入れたくなかった。
「おいで」
 高原は、俺を中へ連れ込み、奥まった位置のソファに座らせた。そして、手首に革の拘束具を回してベルトで止めた。まず右手首。黒い拘束具の巻きついた手首をちょっと持ち上げて俺に見せ付ける。それから手のひらへかえさせて、そこに口付けした。
「反対の手を」
  俺は、唾を飲み込むと、黙って反対の手を差し出した。ひとつ拘束具をつけるたびに、俺は段々と奴隷に近づいていく。俺の中で何かが崩れていく、変わっていく。左手の次は右足。右足を掴んで持ち上げると高原は自分の膝の上に乗せた。足首をゆっくりと愛撫する。それから、甲へ手を滑らせる。信じられない事に 何か痺れるような感覚が俺の中を走り抜けていた。俺は思わず座っていた腰を浮かして両手で突っ張らずに入られなかった。なに?今のは……何なんだ?
 右足首にも黒い革を巻かれる。左足を持ち上げるために右足を下ろされたとき拘束具についている金具がガチャリと音を立てた。俺はビクッと跳ねた。最後の仕上げに高原は首輪を持ち出した。俺を後ろ向きに引き寄せると、髪を掻き揚げる。そしてあらわになった首筋にそっと唇を押し付ける。
ぞわっとするようなくすぐったいような感覚。舌を這わせ、軽くついばみ、強く吸い付く。あたたかくさらりとした手が首筋から肩を這い回る。震えるこぶしをソファの座面に押し付けて、俺は熱い吐息をつかずにはいられなかった。午後中、各務に弄られた体は、恐ろしく敏感になっている。冷たい首輪がその首筋に廻された。カチャカ チャと金具を止める音が、俺の胸の中に運命のように落ちていく。
「オマエハ、モウ奴隷。奴隷ニナッタンダ」



↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

 俺のお袋は、深く物を考えない人だった。人を愛する事の出来ない人だった。それでも、俺を産んで、ほったらかしだったけど、ここまで育ててくれた。高校だって、行かせてくれた。でも、売られた俺が、どんな目にあうかなんて、考えてもみなかったんだろうな。
 黒い革の拘束具は、金具でリングにつなげるようになっていた。あっという間に俺は右手首と右足首、左手首と左足首をひとつに閉じ合わせられた格好でベッドに押し倒された。 そんな格好をするとどうしたって尻を突き出さないではいられない。高原は俺をうつぶせにしておいて、見せつけるようにゆっくり服を脱いだ。わざと恐怖をあおっているんだ。
 俺はあいつの体を無視する事が出来ず、横目で見ずにはいられなかった。「裂ける」各務が残した言葉が俺をあおる。裸になった奴が、ベッドに上がってくるとクッションが沈む。全く脂肪の見当たらない筋肉だけの重い体。俺はぎゅっと目を瞑った。なんでもない。なんでもない。奴に抱かれるのは 俺が初めてじゃないんだ。何人もの男が奴に犯されたはず。だから大丈夫。
 何の慰めにもならなかった。なのに、奴が尻を撫で回すと、つい一時間前まで各務にさんざん泣かされた体はすぐに反応し始めた。
 くるりと尻を撫で回した後、十本の指を立ててまるで蜘蛛が這いよるようにじわじわと少しずつ中心に向かってずらしていく。これが、身震いするほど「いい」んだ。逃げ出したいほどのじれったさと、くすぐったいもどかしさが同時に襲ってくる。俺は尻を振って泣いた。恥も外聞もありゃしない。なのに、高原の奴は 延々とそれを繰り返した。奴は知っている。多分、何人もの男や女を各務に茹で上げさせて食ったんだろう。だから、こんな扱いが、どれほど甘い拷問になるのか知り尽くしているんだ。
 やめてくれ、って、泣いて頼んだ。気が狂いそうなくらいじれったい状態に、あまりにも長時間さらされているのに、どうしようもないんだ。どこを触られても信じられないほど感じた。サディストの癖に高原の愛撫は、あまりにも優しく念入りだった。身もだえして、懇願する。
「お前の体は、感じやすい。それに、いい声で啼く」
 外して。もう、いかせて。嫌。いやだ。気が狂っちゃうよ。
「もっとだ。もっと。啼いてみせろ」
 高原の手がゆっくりとペニスまで、這い上がって来た時、俺は殺されそうに叫んでいた。助けて。もう、耐えられないよ。その瞬間、コックリングの金具を引かれ、俺は自由になっていた。ああああっ。コントロールできるはずも無く、あっという間に射精した。
 俺は体に力が入らず、ぺしゃんこになった。その体を無造作にもとの位置に引き上げると、奴は俺にのしかかってきた。めりめりめりって、音が聞こえたような気がした。くたくたにされていた筈なのに、あまりの痛みに俺は全身に力を入れて硬直していた。俺の体の中には最後の仕上げに各務が浣腸器で入れたゼリーが入っていて挿入を助けてくれるはずだった。だけど、あてがわれたとたんに恐怖と嫌悪にすくんじまった体は、うまく受け入れる事が出来ない。突き上げてくる引き裂かれる痛みに、俺は叫ぶ事も息を吸う事も出来なかった。それでも、奴は斟酌無く最後まで俺の中に突き入れた。
「…締まるな」
 今まで、全く平静だった奴の声が少しうわずっていた。痛みのため、無意識に奴を締め上げていたんだろう。だが、そんな事を考える余裕も、奴が動き始めたとたんに吹っ飛んだ。血が引いていくのが解る。冷や汗が噴出して体が震える。誰か、助けて。助けて……誰か……。
 そうして、俺は、無力な獣として奴に引き裂かれた。


↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

 毎日の生活には、高原がサディストである事は何の影響もなかった。初めてあいつに犯された後、三週間も奴は全く顔を見せなかった。その代わり弁護士と名乗る男がやってきて、何枚も書類をかかされ、俺は家のそばの私立高校へ転校させられて、そこへ通う事になった。
 使用人しかいないだだっぴろい屋敷での生活は、上げ膳据え膳で全く不自由はない。寄り道はするなと、釘を刺されてはいたものの、好き勝手に豪遊できるほどの小遣いも与えられていた。服も、ブランド物が、不自由しないように色変わりで用意されていたうえ、若者が欲しがるだろう最新のスマホやipad、携帯ゲーム機なども買い与えられていた。部屋にはパソコンがあって、音楽が聴けるよう良いスピーカーもある。さすがに家に友達は呼べなかったけど、遊びに行く分には、連絡を入れさえすれば自由にさせてもらえた。お坊ちゃんの多い学校の友人達は、全く擦れてなく、何の疑いもなく 俺を受け入れた。
 ただ、夕食の後は、必ず各務に向かいの部屋に呼ばれる。…アナルの拡張のためだった。
 だから俺は夕食がすむとすぐにトイレに行った。拡張の間に直腸への刺激で便意を感じたくないからだ。そして風呂に入る。拡張訓練の後もう一度入る事になるのは分かっていても、そうせずにはいられなかった。
 各務は、必ず俺を全裸にした。(尻の穴しか触らないくせに。)そして、例の台の上にうつぶせに縛り付けた。それから、浣腸器でゼリーを注入する。そうして、手術用の手袋をした手で念入りにマッサージをするのだ。それは、毎日判で押したように最初の日と同じ手順で繰り返された。
 一本、二本と指を増やしていく。俺が痛みや違和感に体をこわばらせると、すぐに気がついて、指を抜いて一本減らし、中で廻す様にする。二本の指を差し込んで前立腺をこすり上げる。そして、また一本、二本…。犯されたときの激しい痛みを忘れられない俺は、黙って各務の拡張に身を任せた。もう、あんな痛い思いをするのはごめんだった。少しでも楽に受け入れられるようになりたい。どうせ、逃げられないのなら、感じる体になりたかった。でないと、耐えられそうになかった。
 拡張訓練のときは、必ずコックリングを嵌められる。だから、射精する事は出来ない。それでも、何度もいったような快感に啼かされた。射精しなければ、男にだって何度も何度もオーガズムを味わう事が出来るのだった。
 毎日行われるからといって恥ずかしさは変わらなかった。なぜだろう。各務の舐めるように全身を検分する視線にさらされるとあっという間に勃ってしまう。それから、台の上に上がるときも、激しい羞恥を感じた。声をあげるのも嫌だった。必死に歯をくいしばってこらえた。だけど、感じないふりなんて通じやしない。あっという間に、あられもなくよがる事になるんだ。だが、それを出来るだけ後へ引き伸ばそうと体に力を込め、息を詰めて、声をこらえる。
「あ……ふっ。あんた……毎日、何をして過ごしてんの」
 学校から帰ってくると各務は屋敷にいなかった。夕食の前ぐらいに帰ってくる。と、言うよりも、各務が帰ってくると夕食になるようだった。そのため、俺は各務と差し向かいで食事をする。普通に話をする分には驚くほど、話題が豊富で面白い。食事の最中とその後の拡張訓練の時の落差は、俺の気分を翻弄した。
「え?」
「う……っく……だって……昼間は、家にいないジャン」
「ああ。病院だよ」
 驚いた。そうだ。各務は医者なのだ。
「ええ?あんた。本物の医者やってんの!?」
「そうだよ」
 ぐりっと、一番弱いところを指が擦り上げ、俺の体は勝手に跳ねた。
「あうっ。……うう。信じられない。こんな変態で、勤まるのかい」
「おあいにくさま。すこぶる評判はいいのさ。それに、外科が専門だから、人格は必要ないんでね」
「……はぁ、はぁ……なんで、こんな……事、してるの。男の尻なんか掻き混ぜなくても……儲かっているんだろう?」
「好きだからさ」
「え?」
「変態だから、男の尻が好きなんだ」
「はああ?何だって?……あ……あ。そこは…ダメ。ああう!」
「こうやって、男を啼かせるのが好きなんだよ」
「……金のためじゃなかったんだ」
「まあね。金には不自由ないんだ。財産があるんでね」
 しかも、外科医なら、報酬だって随分あるんだろう。奴が俺の尻を掻き混ぜているのは、金のためだと思っていたのに…。
「うっ。……っく。あ……い、いかせて……。死んじゃうよ」
「だめだ。こらえろ」
「うん。うう……」
 余計な事を訊いたために、念入りに弱いところを責められる羽目になった。しかも、金のためじゃなくって好きでやっているんだと思うだけで、何だか、体がおかしくなってくる
「す……好きなのは、尻の穴だけなの?」
「なんでだ?」
「だって……あああ。……うん。他のところは一辺も触らないじゃないか」
「そりゃ、高原のものだからな」
 ズキン!……何だか、突き刺さる言葉だった。そうだ。犯られてから三週間、一度もお呼びがかからないために忘れていた。俺は高原の持ち物なのだった。




↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

  そして、ちょうど三週間目の金曜日に、家に帰るとすでに各務は待っていた。
「今夜は、高原が来る」
 俺は青ざめたと思う。最初の時の嫌悪感を体は忘れていなかった。それに、高原が来るって事は、浣腸されるって事なんだ……。
 最初のときと全く同じ手順だった。グリセリン五十パーセント溶液で五分。石鹸水で三百CCを十分。イリガトールを使って六百CCの温水で三十分。辛いのも全く同じ。特に最後の三十分の辛さは、俺をのたうたせるのに十分だった。
「おもしろい?」
  ソファの上で脂汗を流しながらうなっている俺を見つめている各務に、俺は訊かずにはいられなかった。すると、今まで座ってじっと見ていた奴が起ちあがって俺の傍にやってきた。すっかりそそけだってる胸をいやらしい手つきでじんわりと触ってくる。正直、仰天した。最初の二日はともかく、この三週間というものあいつが尻以外の所に触ってきたのは初めてだった。
「鳥肌が立っている」
「……う」
「辛い?」
「辛いに決まってるだろ!」
「……紛らわしてやろう」
 嘘だろ?そんな……。
 触ったらかえって……。
 俺は、声のない悲鳴を上げて体を捻った。
 ソファの前にしゃがみこんだ各務は、胸を触った手をゆっくりと腹へ這わせた。やめろ……出ちゃうじゃないか……。
「いい顔している」
 な、なんだよ。いきなり。そんなのって……。
 手がペニスを撫で上げる。それから下腹をゆっくり通しながら這い上がる。俺は気が狂ったように首を左右に振った。容赦のない便意の波が押し寄せる。
「や……やめて。嫌……だ」
 はかばかしい抵抗も出来ない体をいいように、捏ね繰り回される。苦痛と快感が交互に押し寄せて俺は息をつく事も出来ない。ただただ、ひたすら我慢するしかないのだった。
「うっく。ひ、酷いよ」
 涙が滲む。その向こうにぼやけて見える各務の微笑み。そんなのってありかよ。こいつ、楽しんでやがるんだ。そうだった。こいつは自分で言っていた男を啼かせるのが好きだって。嫌がる様がなんともいえないって。




↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

 
 高原のプレイルームには、大きな鏡の前にしつらえられた二本の柱があった。金具があちこちにつけられていて何に使うかは一目瞭然。その柱の間に俺は大の字に拘束された。鎖にカラビナ、そして皮の枷。 最初から皮の枷を巻いてあった手足はあっという間にその鎖に繋がれた。そんな惨めな自分の姿を鏡の中に見せ付けられて、俺はまともに顔を上げられない。前回と同じように各務に体の中を洗われた後、すっかり準備を整えられて、コックリングもつけられゼリーも注入されている。
 三週間。毎日、毎日、毎日。縛られては快感を刷り込まれた体は、何をされなくても拘束されただけで興奮してしまうようになっていた。
「いい格好だな」
 腕をまわされ、尻を撫でられ、耳を噛まれただけで、立ち上がったペニスが跳ね上がる。隠しようも無い反応に俺は、いたたまれない思いで、必死に顔を背ける。その時、アナルに何かが押し付けられた。じわじわと入ってくるものがあって、俺は思わず体を捻った。だからって、それが何か見えるわけではなかった。高原の指が動き、それは体の中に納まってしまった。三週間の拡張の成果は明らかで、わずかな抵抗と違和感しかない。
「何?……何を入れたんだ」
 高原はくすくす笑う。
「気にするな。たいしたものじゃない」
 そう言いながらもう一個体の中に捻り込まれる。体の中で微妙に振動するそれは、いつのまにか俺の感じる場所へこつこつと当たる場所まで届いていた。
「それから、これはアナルプラグだ。リモコンで振動する」
  最後に黒いアナル用のプラグが差し込まれた。体の外にリモコンの受信機がコードでぶらぶらと下がる。そんな事をされて、あまりの羞恥に俺は気が狂いそうだった。高原は受信機をマジックテープのついたバンドで俺の太腿の外側に止めつけた。すでに俺はうっすらと汗をかいていた。念入りな各務の準備のせいで、ちょっと触っただけで信じられないくらいに反応する状態に持っていかれているそこへ、次々と異物を入れられて、しかもそれはどういうものなのか、体の中でこつこつと微妙に動き回る。
「はあっ」
 のけぞり、思わず自分で締め付けてしまい墓穴を掘った。下半身にじんわりと快感が伝わってくる。
「気持ちいいだろう?」
  胸の中は反抗の気持ちが渦巻いているのに、体は勝手に反応していた。高原は俺に廻していた腕を解くと、髪をつかんで上向かせ吸い付くようなキスをしてくる。……は、う。ちくしょう!こいつは、キスまでうまいんだ。嫌悪感が薄れたわけじゃなかったが、やりたい盛りの体は、この三週間でいいように仕込まれてしまっていた。各務が、なんでもない顔をして淡々とこなしていた仕事の結果がすでに現れていた。
 離れていった奴は二メートルほど離れたところにすえられていた肘掛け椅子に座って送信側のリモコンのスイッチを入れる。
「あ……ああ!」
 ぶーんという音とともに振動が直腸を刺激する。それだけじゃなかった。体の中でこつこつと動いていたボールも一緒に振動するのだ。それが体の中に収められている事も忘れて、無意識に逃れようと捻れる体。俺って馬鹿?いい加減に学習しろよ!
「う……うっく」
 スイッチが切られる。息をつく間もなくまたスイッチが入る。硬直と弛緩。そして、強弱。
 俺は鏡の前であいつのいいように身もだえしてみせなければならなかった。強い刺激じゃない。じれったいような、どこか遠くから近づいてくるようなエクスタシー。だけど、回を重ねるごとに、着実に近づいてくる事に違いなかった。思わず鎖を引いて、金具を鳴らしてしまう。そして、そんな様をじっと見られている。それでも、こらえきれず震え、ためいきをつき、呻き……奴を楽しませるしかない俺。
 体の中の快感が段々強くなってくる。じっとこらえているのが辛いほどの快感のうねり。感じやすくなっている自分の体の感覚に脅えていた俺は、背中を何かで撫でられてはっとなった。いつのまにか高原はすぐ傍に戻ってきていた。
 鞭だった。
 誰もが知っている黒くて房のたくさんついた鞭。やつはその房で俺の体を撫で回した。奴のやり方は解りきっている。俺を怖がらせようとしているのだ。鞭で撫で、どこを打たれるのか予告する。それが解っていてもやっぱり怖い。爪先立ち、体を捻って逃げようとせずにはいられない。だが、拘束されている体に出来るのは、高原を喜ばせる俺の恐怖を示す動きだけだった。
 怖い。すくみあがって伸び上がらずにはいられない。すると締め付けが強まり体の中の快感が大きくなる。それと同調して、振動を強められると、強い快感が高まってくる。
「あっ。あっ」
 目を閉じその快感を味わおうとしたとたんに、一発目の鞭が背中を斜めに打った。
「あ……つっ!」
 耐えられないほど強い痛みじゃない。だが、体は、勝手にねじれてのけぞる。そうして、体の中のものを締め付ける。スイッチが切られる。すぐに入れられる。そこへ、また新たな鞭が来る。
「う……」
 歯をくいしばった。声を上げたくなかった。高原は強弱を付けて俺の背を打った。快感と交互に来る痛み。必死で耐えていても、狙い済ましたように強く打たれると、悲鳴を上げてのけぞらずに入られなかった



↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

 腕の拘束がなかったら立っていられなかったかもしれない。鞭が止まると、ただただ苦しい息をつく事に専念せざるを得ない。拡げられた腕に顔を伏せて喘いでいると、じわじわと体の中の振動が、耐え難いほどに突き上げてくる。そうなっている事をあいつに知られまいと、必死にこらえていてもいつの間にか身もだえしてるんだ。
 そこを打たれる。強く。弱く。速く。そう思うと、間があく。背中は熱く、全身は濡れたように汗をかいていた。ジンジンと拡がる痛み。鏡を見る。見ずにはいられない。鞭がどこから来るのか。いつ来るのか。分からないままに耐える事は出来ない。脅えるように目が泳ぐ。鏡の中にいやらしく腰を振っている自分。視界を鞭が掠める。
 来る!
 息を吸うと思う間もなく叩きつけられて、悲鳴と共に空気を吐き出す。吸う間もなくまた打たれる。痛い。回数を増すごとに痛みが耐え難く強くなってくる。嫌だ。もう、我慢できない。逃れようと体が捩れる。枷を夢中で引く。急に強くなるバイブレーターに跳ねる。と、構える間もなくまた鞭が来る。踊らされて、いいのか痛いのかわけがわからなくなっていく。
「やめて…もう、やめてよ…」
 鞭が体を這い回る。泣きながら懇願する俺を高原は楽しんでいた。
「次は、足だ」
 前に回り太腿を右から狙う。
バシッ!
 俺は、目を見開き声もあげられずに捻れた。背中の比ではない強い痛み。もう、快感を追う事も出来なかった。鞭が左へ移動する。俺は死に物狂いで逃れようと後ろへ体を引く。鞭は左足の上をさまよう。
「……やめて……いゃ」
 顎から汗が滴る。高原は恐怖に引きつる俺の表情を十分に楽しんでから、鞭を打ちつけた。
 また、悲鳴。金具のなる音。それの繰り返しだった。足を左右から十数発打たれた。最後は数えられなくなっていた。ぼろきれのようにぶら下がるだけだった。すべての感覚が拡がる痛みだけになり、俺は半狂乱になって泣き喚いた。
 拘束が解かれベッドの上に押し倒された。体の中のものが引き出される。最初に入れた何かはそのままに高原が押し入ってきた。ただでさえいっぱいなくせに俺を殺すつもりなんだろうか。あんなに準備したのに俺は結局痛みに引き裂かれた。突き上げられる。何度も何度も……。波が来た。
 俺は再びその波に、なすすべもなく飲み込まれた。


↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ