★新館・旧館・別館の構成★
1.新館、通常更新のブログ
2.別館、女性向けSMあまあまロマンス
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性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。
好きな人がいるんだ。どういうわけか男。しかも十五歳以上も年上……。困った事に主治医。毎日がためいきの連続だよ。
俺の名前は香川淳一(かがわじゅんいち)。十六歳。高校生。父親はいない。母親は自堕落なホステス。つまり俺は私生児ってわけ。でも、お袋はあきれるくらい美人だ。とても十六の息子がいるなんて思えない。当然周囲には子供がいる事を出来る限り隠していた。ところが最近体を壊しちまった。病気だから働けない。そこで、お袋は、いい考えを思いついた。俺を、知り合いの男に売ったんだ。
信じられるかい?一人息子を男娼として売っちゃうなんて。そいつはめちゃくちゃ金持ちで、いい男で、お袋のお客だったらしいけど、若いきれいな男をとっかえ、ひっかえお袋の店に連れて来るっていうんで、男が好きなんだろうって評判だったらしい。
あああ。それで、お袋は、一千万も吹っかけて俺を売りに出したって訳。売るほうも売るほうだけど、買う方も買う方だよ。人身売買だぜ。もちろん建前上はそうはなっていないさ。だけど、お袋は金を持ってドロン。俺は自分名義の借金と一緒に男の所へ放り出されたって訳。
金を踏み倒せば、未成年の俺は、無一文。身寄りも無く、頼る人もいない。家も無くなって寝るところも無い。どうすりゃいいのよ。おとなしくその男のものになるしか無いじゃん。そうすれば、とりあえずは広い屋敷に、暖かいベッド。コックが作ったうまい食事。贅沢な服にちゃんとした教育が保障されるっていうんだからさ。俺には選択の余地なんて無いって事。そいつが俺をどうしようと思っていたか知らなかったし……。
いや、違うな。知っていてもやっぱり、その男のところに残ったと思う。
何しろ母親が男に売ろうって思いつくくらいだから、俺は母親似の美人さん。路頭に迷えば、その先の見当くらいつくさ。どっちに転んだって身売りする方へいっちまう。小学校の頃、学校の先生に尻を撫で回されたり、見知らぬ高校生に押し倒されそうになったりなんてしょっちゅうだった。だから、自力で立つよりも、男のものになった方が安楽な生活が出来る。そう思ってしまった。そして、黙ってその男の家に行った。
正直に言うと、逃げ回っていたせいで、男どころか女も知らない。全くの童貞だった。せめて、俺を買った相手が有閑マダムだったら、なんぼかましだったって、心の中でお袋をののしったけど、何の意味も無い。お袋に聞こえるわけじゃなし、俺の運命がよくなるわけでもない。
男に売られたら、次に待っているのは…男に抱かれなきゃいけないって事だけ。
はああああああ。全くもう、お先真っ暗ってこの事だよ。せめて、好きな娘とエッチしとくんだった。
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俺の名前は香川淳一(かがわじゅんいち)。十六歳。高校生。父親はいない。母親は自堕落なホステス。つまり俺は私生児ってわけ。でも、お袋はあきれるくらい美人だ。とても十六の息子がいるなんて思えない。当然周囲には子供がいる事を出来る限り隠していた。ところが最近体を壊しちまった。病気だから働けない。そこで、お袋は、いい考えを思いついた。俺を、知り合いの男に売ったんだ。
信じられるかい?一人息子を男娼として売っちゃうなんて。そいつはめちゃくちゃ金持ちで、いい男で、お袋のお客だったらしいけど、若いきれいな男をとっかえ、ひっかえお袋の店に連れて来るっていうんで、男が好きなんだろうって評判だったらしい。
あああ。それで、お袋は、一千万も吹っかけて俺を売りに出したって訳。売るほうも売るほうだけど、買う方も買う方だよ。人身売買だぜ。もちろん建前上はそうはなっていないさ。だけど、お袋は金を持ってドロン。俺は自分名義の借金と一緒に男の所へ放り出されたって訳。
金を踏み倒せば、未成年の俺は、無一文。身寄りも無く、頼る人もいない。家も無くなって寝るところも無い。どうすりゃいいのよ。おとなしくその男のものになるしか無いじゃん。そうすれば、とりあえずは広い屋敷に、暖かいベッド。コックが作ったうまい食事。贅沢な服にちゃんとした教育が保障されるっていうんだからさ。俺には選択の余地なんて無いって事。そいつが俺をどうしようと思っていたか知らなかったし……。
いや、違うな。知っていてもやっぱり、その男のところに残ったと思う。
何しろ母親が男に売ろうって思いつくくらいだから、俺は母親似の美人さん。路頭に迷えば、その先の見当くらいつくさ。どっちに転んだって身売りする方へいっちまう。小学校の頃、学校の先生に尻を撫で回されたり、見知らぬ高校生に押し倒されそうになったりなんてしょっちゅうだった。だから、自力で立つよりも、男のものになった方が安楽な生活が出来る。そう思ってしまった。そして、黙ってその男の家に行った。
正直に言うと、逃げ回っていたせいで、男どころか女も知らない。全くの童貞だった。せめて、俺を買った相手が有閑マダムだったら、なんぼかましだったって、心の中でお袋をののしったけど、何の意味も無い。お袋に聞こえるわけじゃなし、俺の運命がよくなるわけでもない。
男に売られたら、次に待っているのは…男に抱かれなきゃいけないって事だけ。
はああああああ。全くもう、お先真っ暗ってこの事だよ。せめて、好きな娘とエッチしとくんだった。
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男の名前は、高原弓人(たかはらゆみと)。年齢はいくつだろう。多分四十代後半。職業は社長。ほんとはよく分からない。いくつも会社を持っているんだ。会社だけじゃない。ホテルもレストランもバーも持っている。金も使い切れないほど持っている。青山に本宅があって、奥さんも息子も娘も持っている。多分愛人だって男妾だって持っているんだろう。お袋の勤めていた店にとっかえひっかえ若くて綺麗な男を連れて来たって言ってたから、ホストクラブとか秘密クラブとか売春組織とか、思いっきり、怪しい事していたって不思議じゃないんだ。
ただし、見かけはえらくかっこいい。水も滴るいい男で、服の着こなしだって、押し出しだって…。女が群がって付いて来ても不思議じゃない。はっきり言って「金出して男買う必要がどこにあるんだ!」って叫びたくなるような男なんだよ。
で、俺が呼びつけられたのは、成城にある、別宅。別宅って言っても部屋が三十七に、風呂が十八もあるっていう迷路のようにでかい家。塀も高くて、厳重なセキュリティも、監視カメラも、警備員も付いている。玄関を入ってドアを閉められたときには、二度と外に出られないんじゃないかって思ったくらい。執事って、とんでもない職業の人間がいて無表情に出迎えてくれて、男の部屋へ案内してくれた。応接間?それとも書斎?分からないけど男はガウンを着て、ブランデーを飲んでくつろいでいた
「君が淳一君か」
思いっきり余裕かましたような態度と口調。
「条件は聞いたと思うけど、どうするつもりだい」
「…借金をチャラにする代わりに、ここに住んであんたのものになる。その代わり大学卒業まで生活教育の一切を面倒見てくれる。8年間の契約で…。その間は、何をされても文句を言わず絶対服従。そのかわりあんたも、一生残るような傷は体につけない。…だろ?」
この後の一言が俺の運命を決めてしまう。ああ、そうさ。開き直れ。逃げ場はない。震えを抑えて息を吸い込んだ。落ち着け俺。
「条件は飲んだから」
「ふむ、絶対服従って意味。分かっているのか」
「多分、分かってない。あんたが……あんたが何するつもりか知らないからね。きっと、思いっきり変態な事させるつもりなんだろ。でも、しょうがないさ。他に、選びようが無いし、お袋は俺をだまし討ちに、金だけ握ってさっさととんずらこいちゃったし」
高原は、苦笑した。
「じゃあ、脱いで。体を見せてもらおう」
いきなりかよ。こんな明るいところで?ベッドとかにも行かずに?これから、どういう生活が始まるのか突きつけられたような気がして、血の気が引いていくような気分だった。でも、ここで引いたら負けなんだ。何に負けるって分かっている訳じゃないけど、そんな事なんかなんでもない……って、顔をしてないと、やっていけそうに無い。俺は、歯をくいしばって、服を脱ぎ始めた。
男同士だっていっても、相手がいやらしい目的で見ているって思うだけで、顔から火が出るような屈辱だった。ボタンを外す手が震える。なんでもない。こんな事、ただ、服を脱ぐだけ。裸を見られたって減るもんじゃないし。自分自身に言い聞かせるようにして叩きつけるように服を脱いでいく。素っ裸になるとぐいっと顎を挙げて、男をにらみつけた。でも、どうしたって、顔が青ざめているのも、体が震えているのも、隠しようが無かった。
高原は、しばらく俺の顔を見ていた。それから舐めるように視線を下げていった。羞恥って、どんなものだか思い知らされるような視線。ちりちりとあそこに張り付くような。膝がかくかくと震える。こぶしを握りしめて足を踏ん張る。そうしていないと倒れそうだった。
「後ろを向いて」
追い討ちをかけるように高原が指図する。何を言われても逆らえないんだ。くるりと体を返す。思わず尻に力が入る。男同士で何をするのか知っているさ。尻の穴にあれを突っ込むんだ。ああ。だけど、自分が本当にヤラレル立場になるなんて今までこれっぽっちも考えてもみなかった。
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ただし、見かけはえらくかっこいい。水も滴るいい男で、服の着こなしだって、押し出しだって…。女が群がって付いて来ても不思議じゃない。はっきり言って「金出して男買う必要がどこにあるんだ!」って叫びたくなるような男なんだよ。
で、俺が呼びつけられたのは、成城にある、別宅。別宅って言っても部屋が三十七に、風呂が十八もあるっていう迷路のようにでかい家。塀も高くて、厳重なセキュリティも、監視カメラも、警備員も付いている。玄関を入ってドアを閉められたときには、二度と外に出られないんじゃないかって思ったくらい。執事って、とんでもない職業の人間がいて無表情に出迎えてくれて、男の部屋へ案内してくれた。応接間?それとも書斎?分からないけど男はガウンを着て、ブランデーを飲んでくつろいでいた
「君が淳一君か」
思いっきり余裕かましたような態度と口調。
「条件は聞いたと思うけど、どうするつもりだい」
「…借金をチャラにする代わりに、ここに住んであんたのものになる。その代わり大学卒業まで生活教育の一切を面倒見てくれる。8年間の契約で…。その間は、何をされても文句を言わず絶対服従。そのかわりあんたも、一生残るような傷は体につけない。…だろ?」
この後の一言が俺の運命を決めてしまう。ああ、そうさ。開き直れ。逃げ場はない。震えを抑えて息を吸い込んだ。落ち着け俺。
「条件は飲んだから」
「ふむ、絶対服従って意味。分かっているのか」
「多分、分かってない。あんたが……あんたが何するつもりか知らないからね。きっと、思いっきり変態な事させるつもりなんだろ。でも、しょうがないさ。他に、選びようが無いし、お袋は俺をだまし討ちに、金だけ握ってさっさととんずらこいちゃったし」
高原は、苦笑した。
「じゃあ、脱いで。体を見せてもらおう」
いきなりかよ。こんな明るいところで?ベッドとかにも行かずに?これから、どういう生活が始まるのか突きつけられたような気がして、血の気が引いていくような気分だった。でも、ここで引いたら負けなんだ。何に負けるって分かっている訳じゃないけど、そんな事なんかなんでもない……って、顔をしてないと、やっていけそうに無い。俺は、歯をくいしばって、服を脱ぎ始めた。
男同士だっていっても、相手がいやらしい目的で見ているって思うだけで、顔から火が出るような屈辱だった。ボタンを外す手が震える。なんでもない。こんな事、ただ、服を脱ぐだけ。裸を見られたって減るもんじゃないし。自分自身に言い聞かせるようにして叩きつけるように服を脱いでいく。素っ裸になるとぐいっと顎を挙げて、男をにらみつけた。でも、どうしたって、顔が青ざめているのも、体が震えているのも、隠しようが無かった。
高原は、しばらく俺の顔を見ていた。それから舐めるように視線を下げていった。羞恥って、どんなものだか思い知らされるような視線。ちりちりとあそこに張り付くような。膝がかくかくと震える。こぶしを握りしめて足を踏ん張る。そうしていないと倒れそうだった。
「後ろを向いて」
追い討ちをかけるように高原が指図する。何を言われても逆らえないんだ。くるりと体を返す。思わず尻に力が入る。男同士で何をするのか知っているさ。尻の穴にあれを突っ込むんだ。ああ。だけど、自分が本当にヤラレル立場になるなんて今までこれっぽっちも考えてもみなかった。
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「いいだろう。ここへ来て、その机にうつぶせて」
喉がからからになって、舌が上あごにくっつきそうだった。言われたとおりに高原のそばへ行き、高原が示す机へ体を屈める。ちょうど座った男の触りやすいところへ尻を差し出す格好に。漏れる息がやけに熱く胸苦しかった。
ひやりとした男の手が尻をまさぐる。ああ!やめろよ。叫びだしたいほどの嫌悪感。
「もっと、足を開いて」
ああ、くそっ!なんて奴なんだ。俺は少しずつ脚をずらして開いていった。男の手がするりと尻の間にもぐりこむ。そしてアナルに指を押し付けてきた。吐き気が込み上げてくる。そんなところをいきなり触られても、何も抵抗できない自分が情けなくて。しかも、あろう事か男は手を返して、足の間からぶら下がっているものを掴みしめた
あっあっ!じんわりと力を込められて冷や汗がどっと湧き出てくる。
「どうだい。淳一君。何も逆らえないってどういう事か、少しは分かったかい?」
俺は、必死でうなずくしかない。机に押し付けた手を握りしめ、目をつぶり、顎を突き上げて、震えながらも足を閉じる事すら出来ないんだ。
「や、やめ…」
思わず声が漏れた。すると男はぎゅっとこぶしに力を入れて来る。
「ひっ!」
「君は、まず口の利き方から治す必要があるな」
「う…っく」
「君は、私の奴隷になるんだよ。私の事は旦那様と言いなさい。そして、敬語を使う事だ」
「わ、分かりました。……旦那様」
声が震えた。情けなくって涙が滲んでくる。だけど、玉を握られていて、俺に何が出来る?いや、されてなくったって、俺が売られてこいつのものになっちまったって事に変わりは無いんだ。こうやって、裸で尻を差し出して、這い蹲るのが俺の役目なんだから。最後に奴はひときわぎゅっと力を入れて、俺に悲鳴をあげさせてから、俺の体から手を離した。
サイドテーブルのグラスの横に置いてあったお絞りで手を拭いながら男は低く笑っていた。俺は、歯をくいしばって、机にしがみついているしかなかった。男がベルを鳴らすと、すぐに、執事が入ってきた。裸で机にしがみついて震えている俺を見ても、表情一つ変えない
「各務を呼べ」
ぴしゃっ、と手のひらで尻を叩かれた。俺は、机の上で陸にうちあげられた魚のように跳ねた。
「まだ、動くなよ」
尻の穴に何か冷たいものが触る。細くて固くて冷たい棒の方なもの。後で俺に吐き気を催させた事に、それは、グラスをかき混ぜるためのガラスのマドラーだった。男はその棒で俺の尻やアナルや足の間から覗く大事なものを突き回して、俺のおびえを搾り取った。
いくら強がってみても、何の経験も無く、抵抗の術を剥ぎ取られて放り出された16歳の子供の俺は、奴がする事の意味が分からず、ほんとうに怖かった。力でねじ伏せられ、逆らう事を許されない身では、傷をつけないなんて約束も、何の慰めにもならないって事を思い知らされていた。
ドアにノックの音がして、
「失礼します」
と、 白衣を着た男が入ってきた。銀縁メガネに前髪のかかる、お約束のような風体をした、背の高い男。薄い茶色の冷たい目をして、涙を浮かべながら、必死で机にしがみつく素っ裸の俺をじろじろとねめつけた男。これが、俺が、どういうわけだか全く理解できないけれど、すっかりとメロメロに惚れちまう事になる男。各務祐輔(かがみゆうすけ)だった。
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喉がからからになって、舌が上あごにくっつきそうだった。言われたとおりに高原のそばへ行き、高原が示す机へ体を屈める。ちょうど座った男の触りやすいところへ尻を差し出す格好に。漏れる息がやけに熱く胸苦しかった。
ひやりとした男の手が尻をまさぐる。ああ!やめろよ。叫びだしたいほどの嫌悪感。
「もっと、足を開いて」
ああ、くそっ!なんて奴なんだ。俺は少しずつ脚をずらして開いていった。男の手がするりと尻の間にもぐりこむ。そしてアナルに指を押し付けてきた。吐き気が込み上げてくる。そんなところをいきなり触られても、何も抵抗できない自分が情けなくて。しかも、あろう事か男は手を返して、足の間からぶら下がっているものを掴みしめた
あっあっ!じんわりと力を込められて冷や汗がどっと湧き出てくる。
「どうだい。淳一君。何も逆らえないってどういう事か、少しは分かったかい?」
俺は、必死でうなずくしかない。机に押し付けた手を握りしめ、目をつぶり、顎を突き上げて、震えながらも足を閉じる事すら出来ないんだ。
「や、やめ…」
思わず声が漏れた。すると男はぎゅっとこぶしに力を入れて来る。
「ひっ!」
「君は、まず口の利き方から治す必要があるな」
「う…っく」
「君は、私の奴隷になるんだよ。私の事は旦那様と言いなさい。そして、敬語を使う事だ」
「わ、分かりました。……旦那様」
声が震えた。情けなくって涙が滲んでくる。だけど、玉を握られていて、俺に何が出来る?いや、されてなくったって、俺が売られてこいつのものになっちまったって事に変わりは無いんだ。こうやって、裸で尻を差し出して、這い蹲るのが俺の役目なんだから。最後に奴はひときわぎゅっと力を入れて、俺に悲鳴をあげさせてから、俺の体から手を離した。
サイドテーブルのグラスの横に置いてあったお絞りで手を拭いながら男は低く笑っていた。俺は、歯をくいしばって、机にしがみついているしかなかった。男がベルを鳴らすと、すぐに、執事が入ってきた。裸で机にしがみついて震えている俺を見ても、表情一つ変えない
「各務を呼べ」
ぴしゃっ、と手のひらで尻を叩かれた。俺は、机の上で陸にうちあげられた魚のように跳ねた。
「まだ、動くなよ」
尻の穴に何か冷たいものが触る。細くて固くて冷たい棒の方なもの。後で俺に吐き気を催させた事に、それは、グラスをかき混ぜるためのガラスのマドラーだった。男はその棒で俺の尻やアナルや足の間から覗く大事なものを突き回して、俺のおびえを搾り取った。
いくら強がってみても、何の経験も無く、抵抗の術を剥ぎ取られて放り出された16歳の子供の俺は、奴がする事の意味が分からず、ほんとうに怖かった。力でねじ伏せられ、逆らう事を許されない身では、傷をつけないなんて約束も、何の慰めにもならないって事を思い知らされていた。
ドアにノックの音がして、
「失礼します」
と、 白衣を着た男が入ってきた。銀縁メガネに前髪のかかる、お約束のような風体をした、背の高い男。薄い茶色の冷たい目をして、涙を浮かべながら、必死で机にしがみつく素っ裸の俺をじろじろとねめつけた男。これが、俺が、どういうわけだか全く理解できないけれど、すっかりとメロメロに惚れちまう事になる男。各務祐輔(かがみゆうすけ)だった。
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「各務、明日の夜にこいつを抱くから、それまでに一通り調べて、準備させておいてくれ」
明日の夜…。今日じゃないって事は俺をほっとさせる。と、同時に明日は何が何でも犯られちゃうのか…って、絶望感がじりじり忍び寄ってくる。でも、高原があっちへ行けと言う様に手を振ったんで、俺は、ありがたく洋服をかき集めて、下がらせてもらったさ。
あいつの視界の外へ出たってだけで、裸だろうがなんだろうがほっと息をつく気分だった。
「香川…淳一君だったね」
「え?あ…そう、です」
「こっちへおいで」
廊下で服を着るのも間抜けなので、俺は裸のままぺたぺたと裸足の足音をさせながら、そいつの後を付いて行った。通されたのは二階で、うすら寒いほど広い続き部屋だ。驚いたのは入り口の部屋は半分タイル張りで鏡張りの風呂とトイレがあるって事だった。仕切りはガラス一枚で、何も隠せていない。部屋の中にはなんに使うのかよく分からない手枷足枷がついた台や卓やソファがあった。天井からは鎖が下がっているし、ガラスの戸棚の中には胡散臭いものがわんさかと、並べられている。
「ここ俺の部屋?」
なんか、脱力して、もうしゃがみこみたい。なんで俺、こんな目に合わなきゃいけないんだろう。
「いや、違うよ。部屋は廊下をはさんだ向かいだ。安心しろ。普通の部屋だよ」
普通の部屋か。つまりここは、こいつにとっても、普通じゃないって事だ。
「…今から何するの?」
「今日は一通り調べて、洗うのは…まぁ、明日だね」
「調べるって…」
「病気が無いかとか」
「はぁ?あんた医者?」
「そうだ」
そうか。それで、白衣を着ているのか。ってか、家に医者までいるのか。何のために?それを考えると俺は心底ぞっとした。
「服は、ここに入れて。シャワーでも浴びるかい?」
鏡張りの風呂で?透明ガラスの仕切りしかないこの風呂で?ああああ。まるで動物園のサルになった気分。でも、さっきあいつに撫で回された事を思うと、石鹸をつけて思いっきり擦りたくりたい気分だった。
「浴びる」
俺は、服を彼が差し出したワゴンの中に放り込むと、ガラスの扉を開けて風呂の中へ入った。部屋の中は暖かいから、シャワーで十分だ。思いっきり泡を立ててゴシゴシゴシゴシ擦った。何の気なしに鏡を見ると、その中にこっちを見ている各務って医者の姿が映りこんでいた。遠慮の無い視線で、見ている。俺を見ている。素っ裸で体を洗っている俺の体を高原に叩かれて薄く赤くなっているむき出しの尻を。あいつに締め上げられた急所を。そして、明日は男に抱かれる事になっているその体を。
今の今まであいつはただの同性の医者だったのに。たまらない羞恥が体中を這い回って、俺は急にいたたまれなくって急いで目をそらせた。なのに…なのに…なんでだ?俺の息子はむくむくむくっと立ち上がってくるじゃないか。
え?正直仰天した。なんで?なんで?なんで勃つんだよ。焦って、また顔を上げた俺は、また、各務と目が合ってしまった。その瞬間、にやりと笑う各務の視線が俺を刺し貫いていた。
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明日の夜…。今日じゃないって事は俺をほっとさせる。と、同時に明日は何が何でも犯られちゃうのか…って、絶望感がじりじり忍び寄ってくる。でも、高原があっちへ行けと言う様に手を振ったんで、俺は、ありがたく洋服をかき集めて、下がらせてもらったさ。
あいつの視界の外へ出たってだけで、裸だろうがなんだろうがほっと息をつく気分だった。
「香川…淳一君だったね」
「え?あ…そう、です」
「こっちへおいで」
廊下で服を着るのも間抜けなので、俺は裸のままぺたぺたと裸足の足音をさせながら、そいつの後を付いて行った。通されたのは二階で、うすら寒いほど広い続き部屋だ。驚いたのは入り口の部屋は半分タイル張りで鏡張りの風呂とトイレがあるって事だった。仕切りはガラス一枚で、何も隠せていない。部屋の中にはなんに使うのかよく分からない手枷足枷がついた台や卓やソファがあった。天井からは鎖が下がっているし、ガラスの戸棚の中には胡散臭いものがわんさかと、並べられている。
「ここ俺の部屋?」
なんか、脱力して、もうしゃがみこみたい。なんで俺、こんな目に合わなきゃいけないんだろう。
「いや、違うよ。部屋は廊下をはさんだ向かいだ。安心しろ。普通の部屋だよ」
普通の部屋か。つまりここは、こいつにとっても、普通じゃないって事だ。
「…今から何するの?」
「今日は一通り調べて、洗うのは…まぁ、明日だね」
「調べるって…」
「病気が無いかとか」
「はぁ?あんた医者?」
「そうだ」
そうか。それで、白衣を着ているのか。ってか、家に医者までいるのか。何のために?それを考えると俺は心底ぞっとした。
「服は、ここに入れて。シャワーでも浴びるかい?」
鏡張りの風呂で?透明ガラスの仕切りしかないこの風呂で?ああああ。まるで動物園のサルになった気分。でも、さっきあいつに撫で回された事を思うと、石鹸をつけて思いっきり擦りたくりたい気分だった。
「浴びる」
俺は、服を彼が差し出したワゴンの中に放り込むと、ガラスの扉を開けて風呂の中へ入った。部屋の中は暖かいから、シャワーで十分だ。思いっきり泡を立ててゴシゴシゴシゴシ擦った。何の気なしに鏡を見ると、その中にこっちを見ている各務って医者の姿が映りこんでいた。遠慮の無い視線で、見ている。俺を見ている。素っ裸で体を洗っている俺の体を高原に叩かれて薄く赤くなっているむき出しの尻を。あいつに締め上げられた急所を。そして、明日は男に抱かれる事になっているその体を。
今の今まであいつはただの同性の医者だったのに。たまらない羞恥が体中を這い回って、俺は急にいたたまれなくって急いで目をそらせた。なのに…なのに…なんでだ?俺の息子はむくむくむくっと立ち上がってくるじゃないか。
え?正直仰天した。なんで?なんで?なんで勃つんだよ。焦って、また顔を上げた俺は、また、各務と目が合ってしまった。その瞬間、にやりと笑う各務の視線が俺を刺し貫いていた。
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「調べるって…何するのさ」
裸の体から湯気を立てながら、俺はさりげなくバスタオルで体を拭く降りをして、体を隠していた。もう、知られているのは、分かっているけど、やっぱり恥ずかしい。
「簡単な検査だよ。採血と、検尿と、浣腸して触診…かな?」
う……。浣腸して…触診?本気かよ。俺ってもしかして、ほんとに不幸?現実を突きつけられて移動するのも困難なくらいに起きあがっていたペニスは、あっというまに萎えてしまった。各務は、くすくす笑いながら、脱力してドスンと椅子にお尻を落とした俺の腕にゴムバンドを巻き始める。腕にかがみこんだ メガネの下は結構綺麗な顔している。
……ああああ。男に見とれでどうするんだよ。俺。ほとんど感じないくらいに痛みも無く注射針が腕の中に吸い込まれて、血液が抜き取られて行く。…上手い。いや、別にさ。注射が上手だからどうって訳じゃないけど、へたっぴいの看護婦に痣作られた事がある俺としては、それなりの技術職なんだから、ちょっと尊敬の気持ちが芽生えてきた。
「この診察台の上に上がって」
その時各務が、部屋の端の白いカーテンを勢い良く音を立てて引いた。すると、産婦人科の内診台のようなものが現れた。
やっぱりいいいいぃ!俺の尊敬の気持ちは瞬時に霧散した。正直初めて見るけど…想像していたよりもずっと卑猥だ。いや、違う。病気じゃないから尚更そう感じるんだ。しかも、あの上に上がってされる事っていえば「浣腸」なんだ。男に犯されるために「浣腸」するなんて。俺が地の底までどーんと落ち込むようなくらい気分になったって、それは無理ないだろう?
逃げ出せるものなら、逃げ出したい。だけど、もう、逃げられない。この家の門をくぐった時から。いや、お袋が金で俺を売っちまったと知ったときから。なんて事無いさ。浣腸なんて。誰だって、やってるって。いや、やってないか。だけど、一応医療行為なんだし、平気さ。そうだろう?あああ。 誰か、なんでもないって言ってくれ。俺の頭の中では、とぼしいSMプレイの知識がぐるぐる廻っていた。
台に上がろうとする俺の足は震えていた。何かが変わってしまうのが分かっていて、自ら拷問台に乗るような……胃の辺りがふわふわと落ち着かない、そんな気分。それでもなんとか、両足を両側に突き出ている足受けへ乗せる。宙に浮いた格好だから、ベッドの上に上がるのと違って、やけにやりにくい。足がぱっくりと開いてしまい、いくら男の俺だって 恥ずかしくて、赤くならずにはいられなかった。
「もう少し、下がって」
各務は俺の尻の位置を調整させると、足受けのところへ乗った俺の脚の膝の辺りをベルトで固定し始める。怖い。自由を奪われるのがこんなに怖いものだとは知らなかった。
「手を挙げて」
Ⅹに張り出しているその上部のところに俺の腕は固定された。腕にベルトが巻きつけられる時、俺は必死に歯をくいしばっていた。なんでもない。なんでもない。なんでもない。違う。なんでもない事ない。
俺は自分で自分を差し出した。自分で自分を奴隷にしちまったも同然だった。
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裸の体から湯気を立てながら、俺はさりげなくバスタオルで体を拭く降りをして、体を隠していた。もう、知られているのは、分かっているけど、やっぱり恥ずかしい。
「簡単な検査だよ。採血と、検尿と、浣腸して触診…かな?」
う……。浣腸して…触診?本気かよ。俺ってもしかして、ほんとに不幸?現実を突きつけられて移動するのも困難なくらいに起きあがっていたペニスは、あっというまに萎えてしまった。各務は、くすくす笑いながら、脱力してドスンと椅子にお尻を落とした俺の腕にゴムバンドを巻き始める。腕にかがみこんだ メガネの下は結構綺麗な顔している。
……ああああ。男に見とれでどうするんだよ。俺。ほとんど感じないくらいに痛みも無く注射針が腕の中に吸い込まれて、血液が抜き取られて行く。…上手い。いや、別にさ。注射が上手だからどうって訳じゃないけど、へたっぴいの看護婦に痣作られた事がある俺としては、それなりの技術職なんだから、ちょっと尊敬の気持ちが芽生えてきた。
「この診察台の上に上がって」
その時各務が、部屋の端の白いカーテンを勢い良く音を立てて引いた。すると、産婦人科の内診台のようなものが現れた。
やっぱりいいいいぃ!俺の尊敬の気持ちは瞬時に霧散した。正直初めて見るけど…想像していたよりもずっと卑猥だ。いや、違う。病気じゃないから尚更そう感じるんだ。しかも、あの上に上がってされる事っていえば「浣腸」なんだ。男に犯されるために「浣腸」するなんて。俺が地の底までどーんと落ち込むようなくらい気分になったって、それは無理ないだろう?
逃げ出せるものなら、逃げ出したい。だけど、もう、逃げられない。この家の門をくぐった時から。いや、お袋が金で俺を売っちまったと知ったときから。なんて事無いさ。浣腸なんて。誰だって、やってるって。いや、やってないか。だけど、一応医療行為なんだし、平気さ。そうだろう?あああ。 誰か、なんでもないって言ってくれ。俺の頭の中では、とぼしいSMプレイの知識がぐるぐる廻っていた。
台に上がろうとする俺の足は震えていた。何かが変わってしまうのが分かっていて、自ら拷問台に乗るような……胃の辺りがふわふわと落ち着かない、そんな気分。それでもなんとか、両足を両側に突き出ている足受けへ乗せる。宙に浮いた格好だから、ベッドの上に上がるのと違って、やけにやりにくい。足がぱっくりと開いてしまい、いくら男の俺だって 恥ずかしくて、赤くならずにはいられなかった。
「もう少し、下がって」
各務は俺の尻の位置を調整させると、足受けのところへ乗った俺の脚の膝の辺りをベルトで固定し始める。怖い。自由を奪われるのがこんなに怖いものだとは知らなかった。
「手を挙げて」
Ⅹに張り出しているその上部のところに俺の腕は固定された。腕にベルトが巻きつけられる時、俺は必死に歯をくいしばっていた。なんでもない。なんでもない。なんでもない。違う。なんでもない事ない。
俺は自分で自分を差し出した。自分で自分を奴隷にしちまったも同然だった。
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念入りに手を洗った奴は、すくみあがっている俺のそばへ来ると、わざわざ視線を合わせてにっこりしやがった。手足を拘束されて、全く逃げようの無い俺。なんでもしてください、とばかりに差し出されている体をじろじろと眺め回す。そして無造作にペニスをむんずと攫むと濡れた脱脂綿で、拭き始めた。拭くそばから焼けるような灼熱感が襲ってくる。 辺りに病院の匂いがたちこめる。どうやら、消毒薬らしい。注射をする前に拭くエタノールの匂い。
「な、……何するんだよ」
「さっき言っただろ。尿検査だよ」
「尿検査って、ちょ……」
「導尿だよ」
頭がまっしろ。そんな経験あるかい?何にも考えられず、何にも反応できない。今の俺がまさにそうだった。頭の中を「導尿」っていう言葉だけがぐるぐる廻っていて、握られたペニスを脱脂綿で念入りにゴシゴシされているのになんも感じないんだ。そのうちに奴が、手を離すと小さな針のついてない注射器を取り上げて、俺の先っちょにあてがうと差し入れた。う。あ。
何かがチュッと入ってきた。俺は体をこわばらせて、ただただ青ざめてあいつの作業を見守るしかない。あれこれ弄り回されて、感じているわけでもないのに、俺のペニスはまた頭をもたげ始めていた。
奴は、手術用の手袋をはめ始めた。ニコニコしながら手袋をひっぱり、手首のところでわざと大きくパチンパチンと音を立てる。何かの袋を破るとピンセットで 管のようなものを挟んで取り出した。管の先に何か袋のようなものを取り付ける。そして、その袋を俺の腹の上にポンと載せた。それから、先っちょの穴を指先で左右に開いてピンセットで挟んだその管を入れ始めた。
俺のあそこに。
産まれてからこの方、出した事はあっても、入れた事なんか一辺もないあそこに。
腰がちょっと浮いて固まったまま俺は全く動けなかった。い、痛い。いや、なんだ?この感覚は。なんともいえない異様な感覚に心の中では身もだえしているってのに、体の方はその信号を受け付けずに固まったままだった。怖いのだ。そんなところに管を差し込まれて平静でなんていられない。ちょっとでも動いたら中に傷がつくのじゃないかと思うと、腰を落とす事も出来やしない。
「う、う、ううううう……」
「痛い?」
痛いよ。馬鹿野郎!何かに突き当たったような感覚。あ、嫌だ。ほんとに痛い。突き破られた。そして腹の上に載っている袋の中に暖かいものが溜まり始めた。
信じられない。惨めさと屈辱で俺は顔をあげられなかった。なんで?…なんで、こんな事!ちょっとトイレに行ってコップにちゃちゃってやればすむだろう?悔しくて涙が滲んできた。俺は必死に横を向いて瞬きを繰り返す。
各務は、袋を取り上げて、下へ下げる。高低差ですべての尿が移動するのを待つと、青いピンチで袋の口をパチンと止めた奴は管から袋を取り外した。
「は、早く。抜いて」
とにかく何でもいい。この状態から抜け出たかった。奴は袋を台の上の発泡スチロールの箱にしまう。さっき採った血液もそこに入っているんだろうだが、奴は今度はピンク色の何かを持ってきて俺をにっこり見下ろした。
「まあ、そう焦らずに」
そうして俺のあそこから出ている管にそのピンク色のものをパチンと止めた。俺は何が起こっているのか、頭をあげて見ずにはいられない。俺のモノにぴったりとくっつくようにそのピンクのピンチは管に止められている。
「……何、これ?」
声が震えていた。次々と俺の想像していた事とまったく違う事が起きて、俺は情けない事に心底震え上がっていた。
「ロータークリップだ」
「ローター……?」
「ほんとは乳首とかに付けるんだよ。振動を与えて、快感を引き出す」
「え……?」
俺は、想像したくなかった。ほんとになにも想像したくなかった。だけど、俺だって知っている。女を喜ばせるバイブレーターとか、そういうモーターで振動する類のおもちゃ。つまり、こいつはそれなんだ。
「これがスイッチ」
奴はそういいながらクリップにつながるコードの先についているボックスを俺に見せた。
「ここを廻すと振動するんだ」
「……あ、い、いやだ」
俺は、無意識に台の上をずり上がろうとした。でもそれは俺の体の中に埋め込まれている管に付けられているんだ。逃げようとする体の動きは何の意味も無かった。
「スイッチを入れる」
奴は俺に見せ付けるようにボックスのスイッチに手を掛ける。
「や、やめて……」
「だめだ」
いやだ。やめろ。やめて。やめてください。い・いや。やめろー!!!
奴は無造作にスイッチを捻った。
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「な、……何するんだよ」
「さっき言っただろ。尿検査だよ」
「尿検査って、ちょ……」
「導尿だよ」
頭がまっしろ。そんな経験あるかい?何にも考えられず、何にも反応できない。今の俺がまさにそうだった。頭の中を「導尿」っていう言葉だけがぐるぐる廻っていて、握られたペニスを脱脂綿で念入りにゴシゴシされているのになんも感じないんだ。そのうちに奴が、手を離すと小さな針のついてない注射器を取り上げて、俺の先っちょにあてがうと差し入れた。う。あ。
何かがチュッと入ってきた。俺は体をこわばらせて、ただただ青ざめてあいつの作業を見守るしかない。あれこれ弄り回されて、感じているわけでもないのに、俺のペニスはまた頭をもたげ始めていた。
奴は、手術用の手袋をはめ始めた。ニコニコしながら手袋をひっぱり、手首のところでわざと大きくパチンパチンと音を立てる。何かの袋を破るとピンセットで 管のようなものを挟んで取り出した。管の先に何か袋のようなものを取り付ける。そして、その袋を俺の腹の上にポンと載せた。それから、先っちょの穴を指先で左右に開いてピンセットで挟んだその管を入れ始めた。
俺のあそこに。
産まれてからこの方、出した事はあっても、入れた事なんか一辺もないあそこに。
腰がちょっと浮いて固まったまま俺は全く動けなかった。い、痛い。いや、なんだ?この感覚は。なんともいえない異様な感覚に心の中では身もだえしているってのに、体の方はその信号を受け付けずに固まったままだった。怖いのだ。そんなところに管を差し込まれて平静でなんていられない。ちょっとでも動いたら中に傷がつくのじゃないかと思うと、腰を落とす事も出来やしない。
「う、う、ううううう……」
「痛い?」
痛いよ。馬鹿野郎!何かに突き当たったような感覚。あ、嫌だ。ほんとに痛い。突き破られた。そして腹の上に載っている袋の中に暖かいものが溜まり始めた。
信じられない。惨めさと屈辱で俺は顔をあげられなかった。なんで?…なんで、こんな事!ちょっとトイレに行ってコップにちゃちゃってやればすむだろう?悔しくて涙が滲んできた。俺は必死に横を向いて瞬きを繰り返す。
各務は、袋を取り上げて、下へ下げる。高低差ですべての尿が移動するのを待つと、青いピンチで袋の口をパチンと止めた奴は管から袋を取り外した。
「は、早く。抜いて」
とにかく何でもいい。この状態から抜け出たかった。奴は袋を台の上の発泡スチロールの箱にしまう。さっき採った血液もそこに入っているんだろうだが、奴は今度はピンク色の何かを持ってきて俺をにっこり見下ろした。
「まあ、そう焦らずに」
そうして俺のあそこから出ている管にそのピンク色のものをパチンと止めた。俺は何が起こっているのか、頭をあげて見ずにはいられない。俺のモノにぴったりとくっつくようにそのピンクのピンチは管に止められている。
「……何、これ?」
声が震えていた。次々と俺の想像していた事とまったく違う事が起きて、俺は情けない事に心底震え上がっていた。
「ロータークリップだ」
「ローター……?」
「ほんとは乳首とかに付けるんだよ。振動を与えて、快感を引き出す」
「え……?」
俺は、想像したくなかった。ほんとになにも想像したくなかった。だけど、俺だって知っている。女を喜ばせるバイブレーターとか、そういうモーターで振動する類のおもちゃ。つまり、こいつはそれなんだ。
「これがスイッチ」
奴はそういいながらクリップにつながるコードの先についているボックスを俺に見せた。
「ここを廻すと振動するんだ」
「……あ、い、いやだ」
俺は、無意識に台の上をずり上がろうとした。でもそれは俺の体の中に埋め込まれている管に付けられているんだ。逃げようとする体の動きは何の意味も無かった。
「スイッチを入れる」
奴は俺に見せ付けるようにボックスのスイッチに手を掛ける。
「や、やめて……」
「だめだ」
いやだ。やめろ。やめて。やめてください。い・いや。やめろー!!!
奴は無造作にスイッチを捻った。
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「10分だ」
みるみるうちに勃っちまったペニスの根元にリング状のものを装着しながら奴は言う。それって、10分間我慢しろって事?異様な感覚。全く想像した事もない異様な快感。だって、中から振動させてるんだぜ。あ……あ……あ……。押し寄せる波の感覚がドンドン早まってきて俺は腰をもたげずにはいられない。こんな変態な事されて気持ちがいいなんて最低だよ。だけど、いいんだ。そのうえ、ずーっと一定の刺激がだんだん物足りなくなってくる。こういう時、体はあまりにも正直だ。勝手に腰をうねらせ始める。知ってる。知っているんだ。本能って奴がさ。体の位置を変えると刺激に強弱がついて、もっといいって事を。俺がさっきまでは青ざめてこわばっていた体を、だんだんと赤くしながら蠢かせる有様を、奴はじーっと黙って椅子に座って見ている。
う……っく。……くう。反応するまいとしても、無理だった。だんだんと高まってくる。あ…助けて。首を左右に振る。どうしようもないもどかしさ。い……いきたい。もっと。……いや、言うものか。
10分ってこんなに長いのか。体全体に力を込めて歯をくいしばって。それでも俺は呻かずにはいられなかった。もう、やめてくれ。もう……。繰り返し心の中で願う。意味の無い願い。それでもやがて各務は立ち上がって俺のそばに来た。終わり。やっと。……終わるんだろう?
わああああああっ!!!
各務はスイッチボックスを取り上げて、にやっと笑ったかと思うと、コントローラーを最強に廻したのだった。俺は、あまりに強い刺激にのけぞった。痛い!快感も強すぎると痛いんだ。また、ひとつ学習しちまった。クルリ、とスイッチを切ると各務はパチンとピンクのピンチを外して、そのおもちゃも台の上に置いた。
「抜くよ」
あまりの事に、ただただ、あえぐしかない俺に反応をする間を与えないで、無造作に管は引き抜かれた。こすられる痛みと、一緒に激しい快感が来て、俺はまたびくっとはねる。
「あうっ!」
空気を求めてパクパクと口をあける俺。だが、やがて、刺激が終わりになったのに、まだ、元気に起ちあがってびくびく痙攣しているそれに気がついた。根元に巻かれている変なリングのせいで、射精しそこなったのだった。
「これも……」
外してよ。全部言わなくても各務は分かっていて「だめだ」と首を振る。クソ!なんて奴だ。俺がここまで変態な事されて、死ぬ思いしているのに、こいつは何にも感じていないみたいだった。
中途半端で放り出された俺は、歯軋りするしかないんだ。しかも、次に待っているのはお楽しみの「浣腸」なんだった
よく、SMプレイとかで浣腸が定番になっている事は薄々知っていた俺も、なんでそんなものがいいのか分からない。汚い。冷静に考えたら、吐きそうだった。考えるな。考えるな。とにかく「導尿」だって、終わったんだ。「浣腸」だって、必ず終わりがある。……はずだ。
……。
違う。……終わりなんて無い。俺は売られちまったんだ。だから、どんなにあがいてもどんなに嫌でも、これは繰り返される。8年間の間は……。尻の穴に奴の手が触れてきた。ヒヤッと冷たいものを塗りこめてくる。そして浣腸器のノズルが差し込まれる。……お袋は知っていたんだろうか。俺をこんな変野郎の所へ売った事を。冷たい噴流に思わず目を閉じると、こらえきれずに涙がこぼれた。
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