fc2ブログ

御伽噺

ここでは、「御伽噺」 に関する記事を紹介しています。


★新館・旧館・別館の構成★

1.新館、通常更新のブログ

2.別館、女性向けSMあまあまロマンス
つまりここ↑

旧館バナー
↑本館の旧コンテンツを見たい方はここに
プライベートモードです。パスワードは「すぱんきんぐ」
画像のリンク先は自己責任でお願いします




性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。

 
 昔々切り立った崖の上にある黒い塔に
美しくて残酷なお姫様が住んでいました。
そのお姫様は、かわいい女の子をさらってきては
服を脱がして縛りつけ、お尻を叩いたりするのが大好きでした。

 さらわれてきた女の子達は
みんな愛らしいく無垢な女の子です。
どんなに泣いても叫んでも決して許してもらえません
そのお姫様のしたいがままにされてしまいます。

 あなたはお姫様になりたいですか?
それとも、さらわれる女の子?
もしもあなたが男の子だったら
塔の上のお姫様に仕えたい?
囚われてる女の子を助けます?
それともそのお姫様を襲って捕まえ罰を与えますか?

 どちらにしてもそのお姫様はあなたと同じ
いけない夢をみているのです。
決して目覚めない恐ろしくて甘美な夢を・・・。

そうして、その夢の中で
お姫様は、幸せになりました。
スポンサーサイト
[PR]

昔々湖の側の大理石のお城に
美しくて残酷なお姫様が住んでいました。
たくさんの騎士たちがお姫様の美しさに惑い
生涯の忠誠を誓っておりました。

お姫様は強く鍛えられた男を好んでおりましたので
騎士たちはお姫様のために、日毎夜毎に
厳しい鍛錬に励んでおりました。

また、お姫様は賢く克己心のある男を望まれましたので
騎士たちはお姫様のために
心の修練にも耐えなければなりませんでした。
暑さや寒さ、痛みや飢えに打ち勝って
心の強さを示さねば許されませんでした。

そうして、強く美しい心と身体を捧げた者だけが
お姫様のお側近く寄る事が許されました。
お姫様はその騎士たちの心栄えを愛でて
彼らを鎖で繋ぎ、褒美として鞭を与えました。

その白くてしなやかな手に責めさいなまれると
騎士たちはうっとりと酔い心地になり
高貴な露を撒き散らしながら
終生をお姫様のお側でお仕えしたという事です。
めでたし。めでたし。
昔々、砂漠の向こうの白い宮殿に
美しくて残酷なお姫様が住んでおりました。
ある日、お姫様は庭に迷い込んだ一人の旅人を拾われました。

お姫様は、しばらくの間その男を
疲れたときの足乗せ台として召し使っておりましたが
ある時、ふとした気まぐれで
宮殿に芸を披露しに来た芸人の一座に
下げ渡してしまわれました。

男はすっかりお姫様の虜となっておりましたので
嘆き悲しみましたが、どうしようもありませんでした。
お姫様は、男に向かって言いました。

「もしもお前が、私の所に戻ってきて
また、私の足の下で暮らしたいのなら
この一座で誰よりも優れた芸を身につけて帰ってくるように。」

「必ずやこの身にかえましても
あなた様のお心に添うように
すぐれた芸をご披露できるよう、一心に努めます。」
男は、そう誓い、泣きながら去っていきました。

その後男がどうなったかは伝わっておりません。
きっと、まだ、芸を身につけるべく
日々を修養につとめていると思われます。
昔々、ある所に清らかなお姫様が住んでおりました。
汚れを知らないお姫様でありましたが
ちょっといたずら者でありましたので
いつも、お城をこっそりと抜け出しておりました。
ところがある日、森の中でお姫様は罠に捉われてしまいました。

虜になったお姫様は森の奥深くの
不思議な館へ連れて行かれてしまいました。
その館でお姫様を待っていたのは
三日月のような微笑を浮かべる女でありました。

女はお姫様の服を脱がせ檻に繋ぎ
鞭で打ったり、いたぶったりしました。

それだけでなく、時には優しく愛撫したり
お姫様が恥ずかしさと切なさに
泣き出してしまうような事を仕掛けてくるのでした。

いつしかお姫様は身体だけでなく心も
その女に支配されてしまっていました。
本当に時々、お城へ帰ることを思い出すだけです。
ただ、森の奥にこんな美しい女性がひとりで住んでいることだけは
不思議に思っておりました。

けれど、ある日、本当の女性の姿を
見る機会が訪れました。
ああ・・・なんということでしょうか。
この女性は蜘蛛の化身だったのです。
お姫様は蜘蛛に捉われてしまっていたのでした。

お姫様がその後どうなったのか分かりません。
もしかしたら、すっかりと体液を抜かれて
干からびてしまったのかもしれません。



それでも、お姫様は幸せだったでしょうけど。
ご主人様聞いてください
この男は私をだまして弄び
ひどい眼にあわせたんです
どうかこの男に罰を与えてください

思い上がるんじゃないよ
そもそもお前がそんなふしだらをしたのが
事の始まりじゃないの
でも、この男はなかなかおいしそう

私の僕になる気があるのなら
なかなかにかわいがってあげようじゃないか。
まあ、その気が無くても
私の好きにされてしまうのには
違いないけどね

心でどんなに嫌がってたって
身体を支配されてしまえば
逃げようが無いのさ
さあ、おとなしく私のものにおなり

いい子ね。おとなしくいう事を聞くなら
私のテーブルにしてあげよう
私の椅子に
灰皿に
手をお出し従順な僕
森の奥深くに住んでいる魔女は
綺麗な女の子が大好き。
時々村に降りて来ては
こっそりとさらって来るという評判でした。

さらわれてきた女の子達は
魔法をかけられて
すっかり恋の虜に
なにをされてもうっとりと夢見心地

「さあ、その服を脱いで
ベッドの上にいらっしゃい
かわいい娘
怖がらなくても大丈夫」

そうして女の子達が
夢の中を漂っているうちに
身体はすっかりと魔女のもの
バリバリと音を立てて
食べられてしまっても気がつかない

何も見ないで
何も知らないで
何も感じないで
何も考えないで

夢を見ているうちに私の物におなり
私の血に、私の肉に、私の骨に
決して無駄にはしないからね
私と一緒に永遠を生きるがいいわ



さて、あなたもこの魔女の捉われ人になりたいですか
ご希望の方にはその森の場所をお教えします
泣いてはいけない かわいい娘
お前のために 花をつんであげよう

闇の中から口笛 吹いてあげよう
窓から顔をお出し 鍵を開けて
それからその手を 私に差し出しておくれ

涙をお拭き かわいい娘
お前のために 鞭をふってあげよう

耳もとで 恋の唄 歌ってあげよう
枷につながれたお前の悲鳴を
私の唇で 
洩れぬように 吸い取ってあげよう

それから お前に子種をあげる
おまえが 寂しくないように
朝に 夕に 思い出せるように

私は 女だから私の子ではないよ
尻尾があっても かわいがっておくれ



そして 愛ぐし子に花を摘んでおくれ
歌っておくれ 打っておくれ
私がお前にしてあげたように
大切に 慈しんでおくれ
あの男はきっと背中に黒い翼を持っている
心に魔物を飼っている
女を愛さない 凍った心を持っている
すべてを焼き尽くす 情熱を持っている

近寄ってはいけないよ・・と
親達に言われなかったのかい?
囚われて いたぶられ
貪り食われてしまうと
教えてもらえなかったのかい?

それなのにお前は魅せられてしまったのだねぇ
その縄に、その鞭に、その手のくれる
痛みに、苦しみに、その切なさに・・・

ほら、忘れてはいけないよ
決して 決して
あの男が愛しているのはおまえじゃない
お前の身体でもない
お前が苦しみ抜いて絞出すその悲鳴でもない

あの男が愛しているのは
自分自身と
その心の中に飼っている 貪欲な魔物