★新館・旧館・別館の構成★
1.新館、通常更新のブログ
2.別館、女性向けSMあまあまロマンス
つまりここ↑

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性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。
「いいだろう。ここへ来て、その机にうつぶせて」
喉がからからになって、舌が上あごにくっつきそうだった。言われたとおりに高原のそばへ行き、高原が示す机へ体を屈める。ちょうど座った男の触りやすいところへ尻を差し出す格好に。漏れる息がやけに熱く胸苦しかった。
ひやりとした男の手が尻をまさぐる。ああ!やめろよ。叫びだしたいほどの嫌悪感。
「もっと、足を開いて」
ああ、くそっ!なんて奴なんだ。俺は少しずつ脚をずらして開いていった。男の手がするりと尻の間にもぐりこむ。そしてアナルに指を押し付けてきた。吐き気が込み上げてくる。そんなところをいきなり触られても、何も抵抗できない自分が情けなくて。しかも、あろう事か男は手を返して、足の間からぶら下がっているものを掴みしめた
あっあっ!じんわりと力を込められて冷や汗がどっと湧き出てくる。
「どうだい。淳一君。何も逆らえないってどういう事か、少しは分かったかい?」
俺は、必死でうなずくしかない。机に押し付けた手を握りしめ、目をつぶり、顎を突き上げて、震えながらも足を閉じる事すら出来ないんだ。
「や、やめ…」
思わず声が漏れた。すると男はぎゅっとこぶしに力を入れて来る。
「ひっ!」
「君は、まず口の利き方から治す必要があるな」
「う…っく」
「君は、私の奴隷になるんだよ。私の事は旦那様と言いなさい。そして、敬語を使う事だ」
「わ、分かりました。……旦那様」
声が震えた。情けなくって涙が滲んでくる。だけど、玉を握られていて、俺に何が出来る?いや、されてなくったって、俺が売られてこいつのものになっちまったって事に変わりは無いんだ。こうやって、裸で尻を差し出して、這い蹲るのが俺の役目なんだから。最後に奴はひときわぎゅっと力を入れて、俺に悲鳴をあげさせてから、俺の体から手を離した。
サイドテーブルのグラスの横に置いてあったお絞りで手を拭いながら男は低く笑っていた。俺は、歯をくいしばって、机にしがみついているしかなかった。男がベルを鳴らすと、すぐに、執事が入ってきた。裸で机にしがみついて震えている俺を見ても、表情一つ変えない
「各務を呼べ」
ぴしゃっ、と手のひらで尻を叩かれた。俺は、机の上で陸にうちあげられた魚のように跳ねた。
「まだ、動くなよ」
尻の穴に何か冷たいものが触る。細くて固くて冷たい棒の方なもの。後で俺に吐き気を催させた事に、それは、グラスをかき混ぜるためのガラスのマドラーだった。男はその棒で俺の尻やアナルや足の間から覗く大事なものを突き回して、俺のおびえを搾り取った。
いくら強がってみても、何の経験も無く、抵抗の術を剥ぎ取られて放り出された16歳の子供の俺は、奴がする事の意味が分からず、ほんとうに怖かった。力でねじ伏せられ、逆らう事を許されない身では、傷をつけないなんて約束も、何の慰めにもならないって事を思い知らされていた。
ドアにノックの音がして、
「失礼します」
と、 白衣を着た男が入ってきた。銀縁メガネに前髪のかかる、お約束のような風体をした、背の高い男。薄い茶色の冷たい目をして、涙を浮かべながら、必死で机にしがみつく素っ裸の俺をじろじろとねめつけた男。これが、俺が、どういうわけだか全く理解できないけれど、すっかりとメロメロに惚れちまう事になる男。各務祐輔(かがみゆうすけ)だった。
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喉がからからになって、舌が上あごにくっつきそうだった。言われたとおりに高原のそばへ行き、高原が示す机へ体を屈める。ちょうど座った男の触りやすいところへ尻を差し出す格好に。漏れる息がやけに熱く胸苦しかった。
ひやりとした男の手が尻をまさぐる。ああ!やめろよ。叫びだしたいほどの嫌悪感。
「もっと、足を開いて」
ああ、くそっ!なんて奴なんだ。俺は少しずつ脚をずらして開いていった。男の手がするりと尻の間にもぐりこむ。そしてアナルに指を押し付けてきた。吐き気が込み上げてくる。そんなところをいきなり触られても、何も抵抗できない自分が情けなくて。しかも、あろう事か男は手を返して、足の間からぶら下がっているものを掴みしめた
あっあっ!じんわりと力を込められて冷や汗がどっと湧き出てくる。
「どうだい。淳一君。何も逆らえないってどういう事か、少しは分かったかい?」
俺は、必死でうなずくしかない。机に押し付けた手を握りしめ、目をつぶり、顎を突き上げて、震えながらも足を閉じる事すら出来ないんだ。
「や、やめ…」
思わず声が漏れた。すると男はぎゅっとこぶしに力を入れて来る。
「ひっ!」
「君は、まず口の利き方から治す必要があるな」
「う…っく」
「君は、私の奴隷になるんだよ。私の事は旦那様と言いなさい。そして、敬語を使う事だ」
「わ、分かりました。……旦那様」
声が震えた。情けなくって涙が滲んでくる。だけど、玉を握られていて、俺に何が出来る?いや、されてなくったって、俺が売られてこいつのものになっちまったって事に変わりは無いんだ。こうやって、裸で尻を差し出して、這い蹲るのが俺の役目なんだから。最後に奴はひときわぎゅっと力を入れて、俺に悲鳴をあげさせてから、俺の体から手を離した。
サイドテーブルのグラスの横に置いてあったお絞りで手を拭いながら男は低く笑っていた。俺は、歯をくいしばって、机にしがみついているしかなかった。男がベルを鳴らすと、すぐに、執事が入ってきた。裸で机にしがみついて震えている俺を見ても、表情一つ変えない
「各務を呼べ」
ぴしゃっ、と手のひらで尻を叩かれた。俺は、机の上で陸にうちあげられた魚のように跳ねた。
「まだ、動くなよ」
尻の穴に何か冷たいものが触る。細くて固くて冷たい棒の方なもの。後で俺に吐き気を催させた事に、それは、グラスをかき混ぜるためのガラスのマドラーだった。男はその棒で俺の尻やアナルや足の間から覗く大事なものを突き回して、俺のおびえを搾り取った。
いくら強がってみても、何の経験も無く、抵抗の術を剥ぎ取られて放り出された16歳の子供の俺は、奴がする事の意味が分からず、ほんとうに怖かった。力でねじ伏せられ、逆らう事を許されない身では、傷をつけないなんて約束も、何の慰めにもならないって事を思い知らされていた。
ドアにノックの音がして、
「失礼します」
と、 白衣を着た男が入ってきた。銀縁メガネに前髪のかかる、お約束のような風体をした、背の高い男。薄い茶色の冷たい目をして、涙を浮かべながら、必死で机にしがみつく素っ裸の俺をじろじろとねめつけた男。これが、俺が、どういうわけだか全く理解できないけれど、すっかりとメロメロに惚れちまう事になる男。各務祐輔(かがみゆうすけ)だった。
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「各務、明日の夜にこいつを抱くから、それまでに一通り調べて、準備させておいてくれ」
明日の夜…。今日じゃないって事は俺をほっとさせる。と、同時に明日は何が何でも犯られちゃうのか…って、絶望感がじりじり忍び寄ってくる。でも、高原があっちへ行けと言う様に手を振ったんで、俺は、ありがたく洋服をかき集めて、下がらせてもらったさ。
あいつの視界の外へ出たってだけで、裸だろうがなんだろうがほっと息をつく気分だった。
「香川…淳一君だったね」
「え?あ…そう、です」
「こっちへおいで」
廊下で服を着るのも間抜けなので、俺は裸のままぺたぺたと裸足の足音をさせながら、そいつの後を付いて行った。通されたのは二階で、うすら寒いほど広い続き部屋だ。驚いたのは入り口の部屋は半分タイル張りで鏡張りの風呂とトイレがあるって事だった。仕切りはガラス一枚で、何も隠せていない。部屋の中にはなんに使うのかよく分からない手枷足枷がついた台や卓やソファがあった。天井からは鎖が下がっているし、ガラスの戸棚の中には胡散臭いものがわんさかと、並べられている。
「ここ俺の部屋?」
なんか、脱力して、もうしゃがみこみたい。なんで俺、こんな目に合わなきゃいけないんだろう。
「いや、違うよ。部屋は廊下をはさんだ向かいだ。安心しろ。普通の部屋だよ」
普通の部屋か。つまりここは、こいつにとっても、普通じゃないって事だ。
「…今から何するの?」
「今日は一通り調べて、洗うのは…まぁ、明日だね」
「調べるって…」
「病気が無いかとか」
「はぁ?あんた医者?」
「そうだ」
そうか。それで、白衣を着ているのか。ってか、家に医者までいるのか。何のために?それを考えると俺は心底ぞっとした。
「服は、ここに入れて。シャワーでも浴びるかい?」
鏡張りの風呂で?透明ガラスの仕切りしかないこの風呂で?ああああ。まるで動物園のサルになった気分。でも、さっきあいつに撫で回された事を思うと、石鹸をつけて思いっきり擦りたくりたい気分だった。
「浴びる」
俺は、服を彼が差し出したワゴンの中に放り込むと、ガラスの扉を開けて風呂の中へ入った。部屋の中は暖かいから、シャワーで十分だ。思いっきり泡を立ててゴシゴシゴシゴシ擦った。何の気なしに鏡を見ると、その中にこっちを見ている各務って医者の姿が映りこんでいた。遠慮の無い視線で、見ている。俺を見ている。素っ裸で体を洗っている俺の体を高原に叩かれて薄く赤くなっているむき出しの尻を。あいつに締め上げられた急所を。そして、明日は男に抱かれる事になっているその体を。
今の今まであいつはただの同性の医者だったのに。たまらない羞恥が体中を這い回って、俺は急にいたたまれなくって急いで目をそらせた。なのに…なのに…なんでだ?俺の息子はむくむくむくっと立ち上がってくるじゃないか。
え?正直仰天した。なんで?なんで?なんで勃つんだよ。焦って、また顔を上げた俺は、また、各務と目が合ってしまった。その瞬間、にやりと笑う各務の視線が俺を刺し貫いていた。
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明日の夜…。今日じゃないって事は俺をほっとさせる。と、同時に明日は何が何でも犯られちゃうのか…って、絶望感がじりじり忍び寄ってくる。でも、高原があっちへ行けと言う様に手を振ったんで、俺は、ありがたく洋服をかき集めて、下がらせてもらったさ。
あいつの視界の外へ出たってだけで、裸だろうがなんだろうがほっと息をつく気分だった。
「香川…淳一君だったね」
「え?あ…そう、です」
「こっちへおいで」
廊下で服を着るのも間抜けなので、俺は裸のままぺたぺたと裸足の足音をさせながら、そいつの後を付いて行った。通されたのは二階で、うすら寒いほど広い続き部屋だ。驚いたのは入り口の部屋は半分タイル張りで鏡張りの風呂とトイレがあるって事だった。仕切りはガラス一枚で、何も隠せていない。部屋の中にはなんに使うのかよく分からない手枷足枷がついた台や卓やソファがあった。天井からは鎖が下がっているし、ガラスの戸棚の中には胡散臭いものがわんさかと、並べられている。
「ここ俺の部屋?」
なんか、脱力して、もうしゃがみこみたい。なんで俺、こんな目に合わなきゃいけないんだろう。
「いや、違うよ。部屋は廊下をはさんだ向かいだ。安心しろ。普通の部屋だよ」
普通の部屋か。つまりここは、こいつにとっても、普通じゃないって事だ。
「…今から何するの?」
「今日は一通り調べて、洗うのは…まぁ、明日だね」
「調べるって…」
「病気が無いかとか」
「はぁ?あんた医者?」
「そうだ」
そうか。それで、白衣を着ているのか。ってか、家に医者までいるのか。何のために?それを考えると俺は心底ぞっとした。
「服は、ここに入れて。シャワーでも浴びるかい?」
鏡張りの風呂で?透明ガラスの仕切りしかないこの風呂で?ああああ。まるで動物園のサルになった気分。でも、さっきあいつに撫で回された事を思うと、石鹸をつけて思いっきり擦りたくりたい気分だった。
「浴びる」
俺は、服を彼が差し出したワゴンの中に放り込むと、ガラスの扉を開けて風呂の中へ入った。部屋の中は暖かいから、シャワーで十分だ。思いっきり泡を立ててゴシゴシゴシゴシ擦った。何の気なしに鏡を見ると、その中にこっちを見ている各務って医者の姿が映りこんでいた。遠慮の無い視線で、見ている。俺を見ている。素っ裸で体を洗っている俺の体を高原に叩かれて薄く赤くなっているむき出しの尻を。あいつに締め上げられた急所を。そして、明日は男に抱かれる事になっているその体を。
今の今まであいつはただの同性の医者だったのに。たまらない羞恥が体中を這い回って、俺は急にいたたまれなくって急いで目をそらせた。なのに…なのに…なんでだ?俺の息子はむくむくむくっと立ち上がってくるじゃないか。
え?正直仰天した。なんで?なんで?なんで勃つんだよ。焦って、また顔を上げた俺は、また、各務と目が合ってしまった。その瞬間、にやりと笑う各務の視線が俺を刺し貫いていた。
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「調べるって…何するのさ」
裸の体から湯気を立てながら、俺はさりげなくバスタオルで体を拭く降りをして、体を隠していた。もう、知られているのは、分かっているけど、やっぱり恥ずかしい。
「簡単な検査だよ。採血と、検尿と、浣腸して触診…かな?」
う……。浣腸して…触診?本気かよ。俺ってもしかして、ほんとに不幸?現実を突きつけられて移動するのも困難なくらいに起きあがっていたペニスは、あっというまに萎えてしまった。各務は、くすくす笑いながら、脱力してドスンと椅子にお尻を落とした俺の腕にゴムバンドを巻き始める。腕にかがみこんだ メガネの下は結構綺麗な顔している。
……ああああ。男に見とれでどうするんだよ。俺。ほとんど感じないくらいに痛みも無く注射針が腕の中に吸い込まれて、血液が抜き取られて行く。…上手い。いや、別にさ。注射が上手だからどうって訳じゃないけど、へたっぴいの看護婦に痣作られた事がある俺としては、それなりの技術職なんだから、ちょっと尊敬の気持ちが芽生えてきた。
「この診察台の上に上がって」
その時各務が、部屋の端の白いカーテンを勢い良く音を立てて引いた。すると、産婦人科の内診台のようなものが現れた。
やっぱりいいいいぃ!俺の尊敬の気持ちは瞬時に霧散した。正直初めて見るけど…想像していたよりもずっと卑猥だ。いや、違う。病気じゃないから尚更そう感じるんだ。しかも、あの上に上がってされる事っていえば「浣腸」なんだ。男に犯されるために「浣腸」するなんて。俺が地の底までどーんと落ち込むようなくらい気分になったって、それは無理ないだろう?
逃げ出せるものなら、逃げ出したい。だけど、もう、逃げられない。この家の門をくぐった時から。いや、お袋が金で俺を売っちまったと知ったときから。なんて事無いさ。浣腸なんて。誰だって、やってるって。いや、やってないか。だけど、一応医療行為なんだし、平気さ。そうだろう?あああ。 誰か、なんでもないって言ってくれ。俺の頭の中では、とぼしいSMプレイの知識がぐるぐる廻っていた。
台に上がろうとする俺の足は震えていた。何かが変わってしまうのが分かっていて、自ら拷問台に乗るような……胃の辺りがふわふわと落ち着かない、そんな気分。それでもなんとか、両足を両側に突き出ている足受けへ乗せる。宙に浮いた格好だから、ベッドの上に上がるのと違って、やけにやりにくい。足がぱっくりと開いてしまい、いくら男の俺だって 恥ずかしくて、赤くならずにはいられなかった。
「もう少し、下がって」
各務は俺の尻の位置を調整させると、足受けのところへ乗った俺の脚の膝の辺りをベルトで固定し始める。怖い。自由を奪われるのがこんなに怖いものだとは知らなかった。
「手を挙げて」
Ⅹに張り出しているその上部のところに俺の腕は固定された。腕にベルトが巻きつけられる時、俺は必死に歯をくいしばっていた。なんでもない。なんでもない。なんでもない。違う。なんでもない事ない。
俺は自分で自分を差し出した。自分で自分を奴隷にしちまったも同然だった。
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裸の体から湯気を立てながら、俺はさりげなくバスタオルで体を拭く降りをして、体を隠していた。もう、知られているのは、分かっているけど、やっぱり恥ずかしい。
「簡単な検査だよ。採血と、検尿と、浣腸して触診…かな?」
う……。浣腸して…触診?本気かよ。俺ってもしかして、ほんとに不幸?現実を突きつけられて移動するのも困難なくらいに起きあがっていたペニスは、あっというまに萎えてしまった。各務は、くすくす笑いながら、脱力してドスンと椅子にお尻を落とした俺の腕にゴムバンドを巻き始める。腕にかがみこんだ メガネの下は結構綺麗な顔している。
……ああああ。男に見とれでどうするんだよ。俺。ほとんど感じないくらいに痛みも無く注射針が腕の中に吸い込まれて、血液が抜き取られて行く。…上手い。いや、別にさ。注射が上手だからどうって訳じゃないけど、へたっぴいの看護婦に痣作られた事がある俺としては、それなりの技術職なんだから、ちょっと尊敬の気持ちが芽生えてきた。
「この診察台の上に上がって」
その時各務が、部屋の端の白いカーテンを勢い良く音を立てて引いた。すると、産婦人科の内診台のようなものが現れた。
やっぱりいいいいぃ!俺の尊敬の気持ちは瞬時に霧散した。正直初めて見るけど…想像していたよりもずっと卑猥だ。いや、違う。病気じゃないから尚更そう感じるんだ。しかも、あの上に上がってされる事っていえば「浣腸」なんだ。男に犯されるために「浣腸」するなんて。俺が地の底までどーんと落ち込むようなくらい気分になったって、それは無理ないだろう?
逃げ出せるものなら、逃げ出したい。だけど、もう、逃げられない。この家の門をくぐった時から。いや、お袋が金で俺を売っちまったと知ったときから。なんて事無いさ。浣腸なんて。誰だって、やってるって。いや、やってないか。だけど、一応医療行為なんだし、平気さ。そうだろう?あああ。 誰か、なんでもないって言ってくれ。俺の頭の中では、とぼしいSMプレイの知識がぐるぐる廻っていた。
台に上がろうとする俺の足は震えていた。何かが変わってしまうのが分かっていて、自ら拷問台に乗るような……胃の辺りがふわふわと落ち着かない、そんな気分。それでもなんとか、両足を両側に突き出ている足受けへ乗せる。宙に浮いた格好だから、ベッドの上に上がるのと違って、やけにやりにくい。足がぱっくりと開いてしまい、いくら男の俺だって 恥ずかしくて、赤くならずにはいられなかった。
「もう少し、下がって」
各務は俺の尻の位置を調整させると、足受けのところへ乗った俺の脚の膝の辺りをベルトで固定し始める。怖い。自由を奪われるのがこんなに怖いものだとは知らなかった。
「手を挙げて」
Ⅹに張り出しているその上部のところに俺の腕は固定された。腕にベルトが巻きつけられる時、俺は必死に歯をくいしばっていた。なんでもない。なんでもない。なんでもない。違う。なんでもない事ない。
俺は自分で自分を差し出した。自分で自分を奴隷にしちまったも同然だった。
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念入りに手を洗った奴は、すくみあがっている俺のそばへ来ると、わざわざ視線を合わせてにっこりしやがった。手足を拘束されて、全く逃げようの無い俺。なんでもしてください、とばかりに差し出されている体をじろじろと眺め回す。そして無造作にペニスをむんずと攫むと濡れた脱脂綿で、拭き始めた。拭くそばから焼けるような灼熱感が襲ってくる。 辺りに病院の匂いがたちこめる。どうやら、消毒薬らしい。注射をする前に拭くエタノールの匂い。
「な、……何するんだよ」
「さっき言っただろ。尿検査だよ」
「尿検査って、ちょ……」
「導尿だよ」
頭がまっしろ。そんな経験あるかい?何にも考えられず、何にも反応できない。今の俺がまさにそうだった。頭の中を「導尿」っていう言葉だけがぐるぐる廻っていて、握られたペニスを脱脂綿で念入りにゴシゴシされているのになんも感じないんだ。そのうちに奴が、手を離すと小さな針のついてない注射器を取り上げて、俺の先っちょにあてがうと差し入れた。う。あ。
何かがチュッと入ってきた。俺は体をこわばらせて、ただただ青ざめてあいつの作業を見守るしかない。あれこれ弄り回されて、感じているわけでもないのに、俺のペニスはまた頭をもたげ始めていた。
奴は、手術用の手袋をはめ始めた。ニコニコしながら手袋をひっぱり、手首のところでわざと大きくパチンパチンと音を立てる。何かの袋を破るとピンセットで 管のようなものを挟んで取り出した。管の先に何か袋のようなものを取り付ける。そして、その袋を俺の腹の上にポンと載せた。それから、先っちょの穴を指先で左右に開いてピンセットで挟んだその管を入れ始めた。
俺のあそこに。
産まれてからこの方、出した事はあっても、入れた事なんか一辺もないあそこに。
腰がちょっと浮いて固まったまま俺は全く動けなかった。い、痛い。いや、なんだ?この感覚は。なんともいえない異様な感覚に心の中では身もだえしているってのに、体の方はその信号を受け付けずに固まったままだった。怖いのだ。そんなところに管を差し込まれて平静でなんていられない。ちょっとでも動いたら中に傷がつくのじゃないかと思うと、腰を落とす事も出来やしない。
「う、う、ううううう……」
「痛い?」
痛いよ。馬鹿野郎!何かに突き当たったような感覚。あ、嫌だ。ほんとに痛い。突き破られた。そして腹の上に載っている袋の中に暖かいものが溜まり始めた。
信じられない。惨めさと屈辱で俺は顔をあげられなかった。なんで?…なんで、こんな事!ちょっとトイレに行ってコップにちゃちゃってやればすむだろう?悔しくて涙が滲んできた。俺は必死に横を向いて瞬きを繰り返す。
各務は、袋を取り上げて、下へ下げる。高低差ですべての尿が移動するのを待つと、青いピンチで袋の口をパチンと止めた奴は管から袋を取り外した。
「は、早く。抜いて」
とにかく何でもいい。この状態から抜け出たかった。奴は袋を台の上の発泡スチロールの箱にしまう。さっき採った血液もそこに入っているんだろうだが、奴は今度はピンク色の何かを持ってきて俺をにっこり見下ろした。
「まあ、そう焦らずに」
そうして俺のあそこから出ている管にそのピンク色のものをパチンと止めた。俺は何が起こっているのか、頭をあげて見ずにはいられない。俺のモノにぴったりとくっつくようにそのピンクのピンチは管に止められている。
「……何、これ?」
声が震えていた。次々と俺の想像していた事とまったく違う事が起きて、俺は情けない事に心底震え上がっていた。
「ロータークリップだ」
「ローター……?」
「ほんとは乳首とかに付けるんだよ。振動を与えて、快感を引き出す」
「え……?」
俺は、想像したくなかった。ほんとになにも想像したくなかった。だけど、俺だって知っている。女を喜ばせるバイブレーターとか、そういうモーターで振動する類のおもちゃ。つまり、こいつはそれなんだ。
「これがスイッチ」
奴はそういいながらクリップにつながるコードの先についているボックスを俺に見せた。
「ここを廻すと振動するんだ」
「……あ、い、いやだ」
俺は、無意識に台の上をずり上がろうとした。でもそれは俺の体の中に埋め込まれている管に付けられているんだ。逃げようとする体の動きは何の意味も無かった。
「スイッチを入れる」
奴は俺に見せ付けるようにボックスのスイッチに手を掛ける。
「や、やめて……」
「だめだ」
いやだ。やめろ。やめて。やめてください。い・いや。やめろー!!!
奴は無造作にスイッチを捻った。
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「な、……何するんだよ」
「さっき言っただろ。尿検査だよ」
「尿検査って、ちょ……」
「導尿だよ」
頭がまっしろ。そんな経験あるかい?何にも考えられず、何にも反応できない。今の俺がまさにそうだった。頭の中を「導尿」っていう言葉だけがぐるぐる廻っていて、握られたペニスを脱脂綿で念入りにゴシゴシされているのになんも感じないんだ。そのうちに奴が、手を離すと小さな針のついてない注射器を取り上げて、俺の先っちょにあてがうと差し入れた。う。あ。
何かがチュッと入ってきた。俺は体をこわばらせて、ただただ青ざめてあいつの作業を見守るしかない。あれこれ弄り回されて、感じているわけでもないのに、俺のペニスはまた頭をもたげ始めていた。
奴は、手術用の手袋をはめ始めた。ニコニコしながら手袋をひっぱり、手首のところでわざと大きくパチンパチンと音を立てる。何かの袋を破るとピンセットで 管のようなものを挟んで取り出した。管の先に何か袋のようなものを取り付ける。そして、その袋を俺の腹の上にポンと載せた。それから、先っちょの穴を指先で左右に開いてピンセットで挟んだその管を入れ始めた。
俺のあそこに。
産まれてからこの方、出した事はあっても、入れた事なんか一辺もないあそこに。
腰がちょっと浮いて固まったまま俺は全く動けなかった。い、痛い。いや、なんだ?この感覚は。なんともいえない異様な感覚に心の中では身もだえしているってのに、体の方はその信号を受け付けずに固まったままだった。怖いのだ。そんなところに管を差し込まれて平静でなんていられない。ちょっとでも動いたら中に傷がつくのじゃないかと思うと、腰を落とす事も出来やしない。
「う、う、ううううう……」
「痛い?」
痛いよ。馬鹿野郎!何かに突き当たったような感覚。あ、嫌だ。ほんとに痛い。突き破られた。そして腹の上に載っている袋の中に暖かいものが溜まり始めた。
信じられない。惨めさと屈辱で俺は顔をあげられなかった。なんで?…なんで、こんな事!ちょっとトイレに行ってコップにちゃちゃってやればすむだろう?悔しくて涙が滲んできた。俺は必死に横を向いて瞬きを繰り返す。
各務は、袋を取り上げて、下へ下げる。高低差ですべての尿が移動するのを待つと、青いピンチで袋の口をパチンと止めた奴は管から袋を取り外した。
「は、早く。抜いて」
とにかく何でもいい。この状態から抜け出たかった。奴は袋を台の上の発泡スチロールの箱にしまう。さっき採った血液もそこに入っているんだろうだが、奴は今度はピンク色の何かを持ってきて俺をにっこり見下ろした。
「まあ、そう焦らずに」
そうして俺のあそこから出ている管にそのピンク色のものをパチンと止めた。俺は何が起こっているのか、頭をあげて見ずにはいられない。俺のモノにぴったりとくっつくようにそのピンクのピンチは管に止められている。
「……何、これ?」
声が震えていた。次々と俺の想像していた事とまったく違う事が起きて、俺は情けない事に心底震え上がっていた。
「ロータークリップだ」
「ローター……?」
「ほんとは乳首とかに付けるんだよ。振動を与えて、快感を引き出す」
「え……?」
俺は、想像したくなかった。ほんとになにも想像したくなかった。だけど、俺だって知っている。女を喜ばせるバイブレーターとか、そういうモーターで振動する類のおもちゃ。つまり、こいつはそれなんだ。
「これがスイッチ」
奴はそういいながらクリップにつながるコードの先についているボックスを俺に見せた。
「ここを廻すと振動するんだ」
「……あ、い、いやだ」
俺は、無意識に台の上をずり上がろうとした。でもそれは俺の体の中に埋め込まれている管に付けられているんだ。逃げようとする体の動きは何の意味も無かった。
「スイッチを入れる」
奴は俺に見せ付けるようにボックスのスイッチに手を掛ける。
「や、やめて……」
「だめだ」
いやだ。やめろ。やめて。やめてください。い・いや。やめろー!!!
奴は無造作にスイッチを捻った。
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「10分だ」
みるみるうちに勃っちまったペニスの根元にリング状のものを装着しながら奴は言う。それって、10分間我慢しろって事?異様な感覚。全く想像した事もない異様な快感。だって、中から振動させてるんだぜ。あ……あ……あ……。押し寄せる波の感覚がドンドン早まってきて俺は腰をもたげずにはいられない。こんな変態な事されて気持ちがいいなんて最低だよ。だけど、いいんだ。そのうえ、ずーっと一定の刺激がだんだん物足りなくなってくる。こういう時、体はあまりにも正直だ。勝手に腰をうねらせ始める。知ってる。知っているんだ。本能って奴がさ。体の位置を変えると刺激に強弱がついて、もっといいって事を。俺がさっきまでは青ざめてこわばっていた体を、だんだんと赤くしながら蠢かせる有様を、奴はじーっと黙って椅子に座って見ている。
う……っく。……くう。反応するまいとしても、無理だった。だんだんと高まってくる。あ…助けて。首を左右に振る。どうしようもないもどかしさ。い……いきたい。もっと。……いや、言うものか。
10分ってこんなに長いのか。体全体に力を込めて歯をくいしばって。それでも俺は呻かずにはいられなかった。もう、やめてくれ。もう……。繰り返し心の中で願う。意味の無い願い。それでもやがて各務は立ち上がって俺のそばに来た。終わり。やっと。……終わるんだろう?
わああああああっ!!!
各務はスイッチボックスを取り上げて、にやっと笑ったかと思うと、コントローラーを最強に廻したのだった。俺は、あまりに強い刺激にのけぞった。痛い!快感も強すぎると痛いんだ。また、ひとつ学習しちまった。クルリ、とスイッチを切ると各務はパチンとピンクのピンチを外して、そのおもちゃも台の上に置いた。
「抜くよ」
あまりの事に、ただただ、あえぐしかない俺に反応をする間を与えないで、無造作に管は引き抜かれた。こすられる痛みと、一緒に激しい快感が来て、俺はまたびくっとはねる。
「あうっ!」
空気を求めてパクパクと口をあける俺。だが、やがて、刺激が終わりになったのに、まだ、元気に起ちあがってびくびく痙攣しているそれに気がついた。根元に巻かれている変なリングのせいで、射精しそこなったのだった。
「これも……」
外してよ。全部言わなくても各務は分かっていて「だめだ」と首を振る。クソ!なんて奴だ。俺がここまで変態な事されて、死ぬ思いしているのに、こいつは何にも感じていないみたいだった。
中途半端で放り出された俺は、歯軋りするしかないんだ。しかも、次に待っているのはお楽しみの「浣腸」なんだった
よく、SMプレイとかで浣腸が定番になっている事は薄々知っていた俺も、なんでそんなものがいいのか分からない。汚い。冷静に考えたら、吐きそうだった。考えるな。考えるな。とにかく「導尿」だって、終わったんだ。「浣腸」だって、必ず終わりがある。……はずだ。
……。
違う。……終わりなんて無い。俺は売られちまったんだ。だから、どんなにあがいてもどんなに嫌でも、これは繰り返される。8年間の間は……。尻の穴に奴の手が触れてきた。ヒヤッと冷たいものを塗りこめてくる。そして浣腸器のノズルが差し込まれる。……お袋は知っていたんだろうか。俺をこんな変野郎の所へ売った事を。冷たい噴流に思わず目を閉じると、こらえきれずに涙がこぼれた。
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耐え切れなくて思わずこぶしへ歯を立てた。全身が冷や汗でぬるぬるしている。レザーのソファの上で体の向きを変えると、皮が張り付いていて気持ちが悪い。波が来る。思わず目を閉じた。突き出した顎の先から汗が流れてポツリと落ちる。思わず握っていたこぶしで目を覆う。体を走り抜ける排泄の欲求。辛い。後、どれくらい耐えればいいのか。
「何分起った?」
「二十分。後十分だ」
おいおい、聞くなよ。目の前に時計があるだろう。というように各務は 微笑む。俺は顔を上げて息を吸い込む。後、十分。張り付いた髪を掻き揚げる。歯をくいしばる。ソファの肘掛を握りこむ。後十分。次の波が来る。く そっ!全身に力をいれて押し留める。
あ、あ、あ……。悪寒が繰り返し襲ってくる。何なんだよ!いったい。
昨日、俺は奴に診察台に拘束されたまま、グリセリン五十パーセント溶液百CCで浣腸された。惨めだったけど、拘束はすぐに解かれて俺はトイレに駆け込んだ。その後、奴は、潤滑油をつけて俺の尻の穴に指を突っ込んで掻き回しやがった。
だが、昨日はそれで開放されて、俺は用意された風呂にゆっくりつかり、自分の部屋へ戻ると運ばれてきた食事をとって、ベッドへ倒れこんで眠ってしまった。眠りは浅く、繰り返し体が痙攣するように跳ねて目が覚めてしまうようなものだったけど。
そして今日の午後である。もう一度各務は、浣腸した。それも、懇切丁寧に内容を説明されての浣腸だ。夜に高原の野郎が、俺を抱くためにやってくる。それまでに、男に抱かれるための準備をするんだと聞かされた俺は、分かっていたのにのめりこみそうな絶望を味わった。
今度はソファの上にうつぶせの姿勢をとらされた。拘束が無かった代わりに5分待たされて排泄。二度目だからって、惨めでいたたまれないのは同じだった。その後は、今度は石鹸水で三百CC。十分こらえて排泄。そして今度はイルリガートルという専用の器具を使った。点滴と同じしくみで、高い位置に溶液を入れた器具を吊るして、その水圧差で体内に溶液を流し込んでいくのだ。俺の腹の中には六百CCの温水が入っていた。しかも、三十分も持ちこたえろと言われている。正直何度も排泄したせいで温水なのに腹の中をこすり上げられたように沁みる。それにすっかり敏感になってしまったのか、あっというまに出したくなってしまうんだ。
息が震える。ソファの上で何度も座りなおす俺を各務は斜め向かいの椅子に座ってじっと見ている。俺が悪寒に震え、冷や汗をかきながら、のたうつのを楽しんでいるのだ。
「もう、だめ」
悔しいが、こらえ切れそうに無い。目を閉じたまま、必死に懇願する。
「後五分だ」
「……」
分かってるよ!そんな事!泣きそうになって、俺は、そうなった事が許せず、ソファにこぶしを叩きつける。すぐまた……次の波が来る。目をぎゅっとつぶって 体全体の力を振り絞る。息をつく事も出来ないほどの、激しい衝動。あ・あ……。こいつ、こいつ絶対にサディストだ。二十五分も三十分もたいして違わないだろうに……。俺は必死で椅子の肘掛にしがみつく、いくらおなかはすでに空っぽで、体の中に入っているのはお湯だけだって言ったって、絶対にトイレ以外のところで漏らしちまうのなんか嫌だった。
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ようやく、三十分経った時、椅子から立ち上がるのさえ一苦労だった。全部絞り出してシャワーを浴びて戻ってきた俺に、各務は、カーテンの向こうの台に上るように顎で差ししめした。
「……今度は何」
「アヌスの拡張だ。いきなり突っ込まれると裂ける」
言い返す言葉は何も無かった。だって、何を言おうと儀式のように物事は淡々と進んでいくのだ。
「今度はうつぶせになって……」
くっそ!尻を、向けろって言うのかよ!
ところが、相手の要求している事はもっと悪かった、あいつは腹の下に三角形のクッションを差込み俺が、尻を突き出さずにはいられないような姿勢を取らせた上で、手足を拘束したのだ。
カチャカチャと、金具をひとつずつ止める音を聞いていると、心臓は聞こえるほどに鳴り響き、体を絞り上げられるような、心もとなさと不安が押し寄せてくる。その上、どういうわけか、縛めに対する静かな期待と恐怖がひたひたと寄せて来て、何故だか性的に興奮してくる。ひとつ。また、ひとつと……俺の自由が奪われていくのを見つめずにはいられない。すると、どこも触っていないのに俺のペニスはだんだんと頭をもたげてきているのだった。
気付かれなければいい。祈っている俺の気持ちとは反対に、拘束の金具を締め上げた彼はいきなり足の間から手を差し入れてきた。
「あう」
予想もしていなかっただけに、俺は、恥ずかしくも腰を大きく突き上げて、まるで、もっとというように奴の目の前で腰を揺すってしまった。
「少しお腹を持ち上げて」
握られているんだ。言われたとおりに素直に従うしか無かった。何かがペニスの周りに取り付けられた。しかも奴は、それを結構きつく引いた。
「う……っく」
「コックリングだよ。これをしていると射精できない」
説明しながら、各務はリンクを根元へ押し下げて、再びしっかりと引き絞る。
それから、リモコンを使って、足を載せている台を操作した。恥ずかしい仕掛けはゆっくりと開いて行き、俺は大きく足を拡げた格好に固定された。腕は反対に ゆっくりと閉じてXの先のように開いていた両腕はまっすぐに引き伸ばされる。各務は、また手袋をはめて、パチンパチンと音を立てながら俺の尻にかがみこんだ。
「昨日触診やったから、もう知っているね。まず潤滑油を塗るよ」
「うううう……」
しわを伸ばし穴に塗りこめるように動く手。俺は背筋をのけぞらせながらずり上がる。無意識の動作だった。薬を足してはまた塗り拡げるといった事がいつまでも続き。俺はパンパンに張ったペニスを思わずベッドに擦り付けた。
「おっと。だめだめ」
各務が、腰の動きを封じるために、クッションの位置をずらす。それから、ゆっくりと指を突き立ててきた。
「あ……あ……あ……。く、う……」
昨日も今日も感じるのは痛みと嫌悪感と屈辱だけの筈だった。だが、各務は中にも薬を塗り拡げるようにしながら指を廻す。すこしずつ、すこしずつ……深く入り込んでくる指が確実に、俺がどう思おうと「感じさせる事が出来る」という事実を見せ付けようとしていた。
「あ……あう」
急に強い気持ちよさを感じて俺はビクンと、跳ねた。
「この辺りかな」
前立腺。男にとってはペニスと同じくらい快感を感じる道具。まっとうな生き方をしていれば、どこにあるのか知らないまま人生を終えたって不思議じゃなかった。体が熱くなり、息が上がってくる。強くも無く、弱くも無い。けれど確実に俺を追い上げるポイントを掴んだ各務は、容赦なく刺激を繰り返す。俺は、枕を 噛み、必死で声を押し殺した。
「も、もういいよ。もう、十分……」
「まだまだ、これから拡張しなきゃいけないからね」
「拡張……」
出入りしていた指はいつの間にか二本になっている。俺は別々な指にあの中を掻き拡げられるという事態を必死にこらえた。指は、傍若無人にくちゃくちゃ音を立てながらかき混ぜてくる。
聞かれているこんな卑猥な音を。……最低の男に。
やがて指は三本になろうとしていた。だが、今日が初めてなのだ。そう簡単に要求通りの大きさに拡がりそうになかった。痛みが突き抜け、体がこわばる。やがて、三本に増やすのはあきらめたのか、中指と人差し指を揃えて中を探るようにしてくる。アナルが熱い。粘りつくような途切れの無い快感がゆっくりと姿を表し始めていた。
なんとかして気をそらさないと……。正直、焦っていた。体が勝手にどこか俺の知らない方へ突っ走り始めていた。
「昨日……」
「うん?」
「昨日、道尿の前に、注射器で……入れたの……な、なに?」
「キシロカインゼリーだよ。潤滑剤だ。そのまま無理矢理入れると、不必要に痛い」
指が中指一本に変更されるその代わり深いところまで刺し抜きされた。十回ほど出入りするとカリカリと引っかくような、こそばゆい動きをする。それから方向を変えてまたピストン運動。高まりが頭をもたげ始めている。コックリングでせき止められたペニスは痛いほどに張り詰めていた。
「なんで……三回も……浣腸したのさ」
「中身を出して、石鹸で洗って、濯いだだけだよ」
指がくりくりと廻りながら出入りすると、俺はあまりの快感に溜まらずに腰をもたげてしまいそうになった。あ……あああ……クッ、くう。
「……こんな事…いつも、するわけ?」
「奴が来るときだけだよ。もちろん肛門の拡張だけは毎日するがね。大丈夫。奴は忙しい体だ。お相手は月に二、三回だと思う」
「あんた、こんな事して面白いの?」
「ふふ。面白いよ。特にきみのように綺麗な子だとね。嫌がる様がなんともいえない」
指はまた新しい潤滑油を付けて、もう一度入って来る。だけど、口で言うほど各務は面白がっているようには、見えなかった。素っ裸の男を大の字に拘束して尻の穴をかき混ぜてひいひい言わせながら、自分は服を着たまま。ワイシャツの第一ボタンしか外していないし、まったく息も乱していない。ただただ、冷静に俺の反応をはかり、俺の尻の穴の具合を見て、あれこれ工夫を凝らして手を動かしている。
二本。無理矢理こねくるように三本、ああああ…。嫌だ。はらわたを直にかき混ぜられているような嫌悪感と即物的な快感の間で俺は何度も跳ね回らずにはいられなかった
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「……今度は何」
「アヌスの拡張だ。いきなり突っ込まれると裂ける」
言い返す言葉は何も無かった。だって、何を言おうと儀式のように物事は淡々と進んでいくのだ。
「今度はうつぶせになって……」
くっそ!尻を、向けろって言うのかよ!
ところが、相手の要求している事はもっと悪かった、あいつは腹の下に三角形のクッションを差込み俺が、尻を突き出さずにはいられないような姿勢を取らせた上で、手足を拘束したのだ。
カチャカチャと、金具をひとつずつ止める音を聞いていると、心臓は聞こえるほどに鳴り響き、体を絞り上げられるような、心もとなさと不安が押し寄せてくる。その上、どういうわけか、縛めに対する静かな期待と恐怖がひたひたと寄せて来て、何故だか性的に興奮してくる。ひとつ。また、ひとつと……俺の自由が奪われていくのを見つめずにはいられない。すると、どこも触っていないのに俺のペニスはだんだんと頭をもたげてきているのだった。
気付かれなければいい。祈っている俺の気持ちとは反対に、拘束の金具を締め上げた彼はいきなり足の間から手を差し入れてきた。
「あう」
予想もしていなかっただけに、俺は、恥ずかしくも腰を大きく突き上げて、まるで、もっとというように奴の目の前で腰を揺すってしまった。
「少しお腹を持ち上げて」
握られているんだ。言われたとおりに素直に従うしか無かった。何かがペニスの周りに取り付けられた。しかも奴は、それを結構きつく引いた。
「う……っく」
「コックリングだよ。これをしていると射精できない」
説明しながら、各務はリンクを根元へ押し下げて、再びしっかりと引き絞る。
それから、リモコンを使って、足を載せている台を操作した。恥ずかしい仕掛けはゆっくりと開いて行き、俺は大きく足を拡げた格好に固定された。腕は反対に ゆっくりと閉じてXの先のように開いていた両腕はまっすぐに引き伸ばされる。各務は、また手袋をはめて、パチンパチンと音を立てながら俺の尻にかがみこんだ。
「昨日触診やったから、もう知っているね。まず潤滑油を塗るよ」
「うううう……」
しわを伸ばし穴に塗りこめるように動く手。俺は背筋をのけぞらせながらずり上がる。無意識の動作だった。薬を足してはまた塗り拡げるといった事がいつまでも続き。俺はパンパンに張ったペニスを思わずベッドに擦り付けた。
「おっと。だめだめ」
各務が、腰の動きを封じるために、クッションの位置をずらす。それから、ゆっくりと指を突き立ててきた。
「あ……あ……あ……。く、う……」
昨日も今日も感じるのは痛みと嫌悪感と屈辱だけの筈だった。だが、各務は中にも薬を塗り拡げるようにしながら指を廻す。すこしずつ、すこしずつ……深く入り込んでくる指が確実に、俺がどう思おうと「感じさせる事が出来る」という事実を見せ付けようとしていた。
「あ……あう」
急に強い気持ちよさを感じて俺はビクンと、跳ねた。
「この辺りかな」
前立腺。男にとってはペニスと同じくらい快感を感じる道具。まっとうな生き方をしていれば、どこにあるのか知らないまま人生を終えたって不思議じゃなかった。体が熱くなり、息が上がってくる。強くも無く、弱くも無い。けれど確実に俺を追い上げるポイントを掴んだ各務は、容赦なく刺激を繰り返す。俺は、枕を 噛み、必死で声を押し殺した。
「も、もういいよ。もう、十分……」
「まだまだ、これから拡張しなきゃいけないからね」
「拡張……」
出入りしていた指はいつの間にか二本になっている。俺は別々な指にあの中を掻き拡げられるという事態を必死にこらえた。指は、傍若無人にくちゃくちゃ音を立てながらかき混ぜてくる。
聞かれているこんな卑猥な音を。……最低の男に。
やがて指は三本になろうとしていた。だが、今日が初めてなのだ。そう簡単に要求通りの大きさに拡がりそうになかった。痛みが突き抜け、体がこわばる。やがて、三本に増やすのはあきらめたのか、中指と人差し指を揃えて中を探るようにしてくる。アナルが熱い。粘りつくような途切れの無い快感がゆっくりと姿を表し始めていた。
なんとかして気をそらさないと……。正直、焦っていた。体が勝手にどこか俺の知らない方へ突っ走り始めていた。
「昨日……」
「うん?」
「昨日、道尿の前に、注射器で……入れたの……な、なに?」
「キシロカインゼリーだよ。潤滑剤だ。そのまま無理矢理入れると、不必要に痛い」
指が中指一本に変更されるその代わり深いところまで刺し抜きされた。十回ほど出入りするとカリカリと引っかくような、こそばゆい動きをする。それから方向を変えてまたピストン運動。高まりが頭をもたげ始めている。コックリングでせき止められたペニスは痛いほどに張り詰めていた。
「なんで……三回も……浣腸したのさ」
「中身を出して、石鹸で洗って、濯いだだけだよ」
指がくりくりと廻りながら出入りすると、俺はあまりの快感に溜まらずに腰をもたげてしまいそうになった。あ……あああ……クッ、くう。
「……こんな事…いつも、するわけ?」
「奴が来るときだけだよ。もちろん肛門の拡張だけは毎日するがね。大丈夫。奴は忙しい体だ。お相手は月に二、三回だと思う」
「あんた、こんな事して面白いの?」
「ふふ。面白いよ。特にきみのように綺麗な子だとね。嫌がる様がなんともいえない」
指はまた新しい潤滑油を付けて、もう一度入って来る。だけど、口で言うほど各務は面白がっているようには、見えなかった。素っ裸の男を大の字に拘束して尻の穴をかき混ぜてひいひい言わせながら、自分は服を着たまま。ワイシャツの第一ボタンしか外していないし、まったく息も乱していない。ただただ、冷静に俺の反応をはかり、俺の尻の穴の具合を見て、あれこれ工夫を凝らして手を動かしている。
二本。無理矢理こねくるように三本、ああああ…。嫌だ。はらわたを直にかき混ぜられているような嫌悪感と即物的な快感の間で俺は何度も跳ね回らずにはいられなかった
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午後の間中、さんざん各務に弄りまわされた俺は、本命の高原弓人が来た時には、もうくたくたになっていて、逆らう気力も無かった。中も外も綺麗に洗われて、さあ、どうぞ食べてくださいと差し出された生贄さ。しかも、各務の奴は最後までコックリングを外すのを許してくれなかったから、あれだけひいひい言わせられたのに俺は一回も射精してなかった。頭の中は『早くいきたい。射精したい』ただ、ただ、それだけ。
高原もそれは知っていたはずだ。会うなりいきなりのディープキスをしながら、つかんできたからね。なのに、差し向かいで夕食を食べさせられた。コックが作ったフルコース。ワインを飲んで、 コーヒーを楽しんで…。きれいごとの会話をする。その間、俺のあそこは立ち上がったまま。ちょっと身動きするたびにためいきをつかずにはいられないんだ。俺が上気した頬を、必死に目をそらしてごまかそうとしているのを眺めて、高原は楽しんでいた。
食事が終わってプレイルームに連れて行かれた。その部屋は、昨日、各務と過ごした部屋よりも、もっと設備が整った部屋だった。ドアを開けた瞬間、俺は回れ右をして逃げ出そうとして、計ったように待ちかまえていた高原に腕を掴まれた。
何も考えていない反射的な動作だったと思う。恐怖。ただそれだけ……。そこは、プレイルームって言うより拷問部屋のようだった。鎖、磔台。滑車。一辺に青ざめた俺は、部屋の中に無理矢理引きずり込まれた。
「心配しなくてもいい。時間はたっぷりある。何しろ、8年だからな。最初からハードな事はしない」
喉奥でくっくっと笑われても、何の慰めにもならない。
「あ、あんた……サディストなの?」
「まあね」
俺は、ぎゅっと目を瞑った。そんな事は、昨日マドラーで突き回された時から分かっていたはずなのに、目の前の現実を受け入れたくなかった。
「おいで」
高原は、俺を中へ連れ込み、奥まった位置のソファに座らせた。そして、手首に革の拘束具を回してベルトで止めた。まず右手首。黒い拘束具の巻きついた手首をちょっと持ち上げて俺に見せ付ける。それから手のひらへかえさせて、そこに口付けした。
「反対の手を」
俺は、唾を飲み込むと、黙って反対の手を差し出した。ひとつ拘束具をつけるたびに、俺は段々と奴隷に近づいていく。俺の中で何かが崩れていく、変わっていく。左手の次は右足。右足を掴んで持ち上げると高原は自分の膝の上に乗せた。足首をゆっくりと愛撫する。それから、甲へ手を滑らせる。信じられない事に 何か痺れるような感覚が俺の中を走り抜けていた。俺は思わず座っていた腰を浮かして両手で突っ張らずに入られなかった。なに?今のは……何なんだ?
右足首にも黒い革を巻かれる。左足を持ち上げるために右足を下ろされたとき拘束具についている金具がガチャリと音を立てた。俺はビクッと跳ねた。最後の仕上げに高原は首輪を持ち出した。俺を後ろ向きに引き寄せると、髪を掻き揚げる。そしてあらわになった首筋にそっと唇を押し付ける。
ぞわっとするようなくすぐったいような感覚。舌を這わせ、軽くついばみ、強く吸い付く。あたたかくさらりとした手が首筋から肩を這い回る。震えるこぶしをソファの座面に押し付けて、俺は熱い吐息をつかずにはいられなかった。午後中、各務に弄られた体は、恐ろしく敏感になっている。冷たい首輪がその首筋に廻された。カチャカ チャと金具を止める音が、俺の胸の中に運命のように落ちていく。
「オマエハ、モウ奴隷。奴隷ニナッタンダ」
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俺のお袋は、深く物を考えない人だった。人を愛する事の出来ない人だった。それでも、俺を産んで、ほったらかしだったけど、ここまで育ててくれた。高校だって、行かせてくれた。でも、売られた俺が、どんな目にあうかなんて、考えてもみなかったんだろうな。
黒い革の拘束具は、金具でリングにつなげるようになっていた。あっという間に俺は右手首と右足首、左手首と左足首をひとつに閉じ合わせられた格好でベッドに押し倒された。 そんな格好をするとどうしたって尻を突き出さないではいられない。高原は俺をうつぶせにしておいて、見せつけるようにゆっくり服を脱いだ。わざと恐怖をあおっているんだ。
俺はあいつの体を無視する事が出来ず、横目で見ずにはいられなかった。「裂ける」各務が残した言葉が俺をあおる。裸になった奴が、ベッドに上がってくるとクッションが沈む。全く脂肪の見当たらない筋肉だけの重い体。俺はぎゅっと目を瞑った。なんでもない。なんでもない。奴に抱かれるのは 俺が初めてじゃないんだ。何人もの男が奴に犯されたはず。だから大丈夫。
何の慰めにもならなかった。なのに、奴が尻を撫で回すと、つい一時間前まで各務にさんざん泣かされた体はすぐに反応し始めた。
くるりと尻を撫で回した後、十本の指を立ててまるで蜘蛛が這いよるようにじわじわと少しずつ中心に向かってずらしていく。これが、身震いするほど「いい」んだ。逃げ出したいほどのじれったさと、くすぐったいもどかしさが同時に襲ってくる。俺は尻を振って泣いた。恥も外聞もありゃしない。なのに、高原の奴は 延々とそれを繰り返した。奴は知っている。多分、何人もの男や女を各務に茹で上げさせて食ったんだろう。だから、こんな扱いが、どれほど甘い拷問になるのか知り尽くしているんだ。
やめてくれ、って、泣いて頼んだ。気が狂いそうなくらいじれったい状態に、あまりにも長時間さらされているのに、どうしようもないんだ。どこを触られても信じられないほど感じた。サディストの癖に高原の愛撫は、あまりにも優しく念入りだった。身もだえして、懇願する。
「お前の体は、感じやすい。それに、いい声で啼く」
外して。もう、いかせて。嫌。いやだ。気が狂っちゃうよ。
「もっとだ。もっと。啼いてみせろ」
高原の手がゆっくりとペニスまで、這い上がって来た時、俺は殺されそうに叫んでいた。助けて。もう、耐えられないよ。その瞬間、コックリングの金具を引かれ、俺は自由になっていた。ああああっ。コントロールできるはずも無く、あっという間に射精した。
俺は体に力が入らず、ぺしゃんこになった。その体を無造作にもとの位置に引き上げると、奴は俺にのしかかってきた。めりめりめりって、音が聞こえたような気がした。くたくたにされていた筈なのに、あまりの痛みに俺は全身に力を入れて硬直していた。俺の体の中には最後の仕上げに各務が浣腸器で入れたゼリーが入っていて挿入を助けてくれるはずだった。だけど、あてがわれたとたんに恐怖と嫌悪にすくんじまった体は、うまく受け入れる事が出来ない。突き上げてくる引き裂かれる痛みに、俺は叫ぶ事も息を吸う事も出来なかった。それでも、奴は斟酌無く最後まで俺の中に突き入れた。
「…締まるな」
今まで、全く平静だった奴の声が少しうわずっていた。痛みのため、無意識に奴を締め上げていたんだろう。だが、そんな事を考える余裕も、奴が動き始めたとたんに吹っ飛んだ。血が引いていくのが解る。冷や汗が噴出して体が震える。誰か、助けて。助けて……誰か……。
そうして、俺は、無力な獣として奴に引き裂かれた。
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黒い革の拘束具は、金具でリングにつなげるようになっていた。あっという間に俺は右手首と右足首、左手首と左足首をひとつに閉じ合わせられた格好でベッドに押し倒された。 そんな格好をするとどうしたって尻を突き出さないではいられない。高原は俺をうつぶせにしておいて、見せつけるようにゆっくり服を脱いだ。わざと恐怖をあおっているんだ。
俺はあいつの体を無視する事が出来ず、横目で見ずにはいられなかった。「裂ける」各務が残した言葉が俺をあおる。裸になった奴が、ベッドに上がってくるとクッションが沈む。全く脂肪の見当たらない筋肉だけの重い体。俺はぎゅっと目を瞑った。なんでもない。なんでもない。奴に抱かれるのは 俺が初めてじゃないんだ。何人もの男が奴に犯されたはず。だから大丈夫。
何の慰めにもならなかった。なのに、奴が尻を撫で回すと、つい一時間前まで各務にさんざん泣かされた体はすぐに反応し始めた。
くるりと尻を撫で回した後、十本の指を立ててまるで蜘蛛が這いよるようにじわじわと少しずつ中心に向かってずらしていく。これが、身震いするほど「いい」んだ。逃げ出したいほどのじれったさと、くすぐったいもどかしさが同時に襲ってくる。俺は尻を振って泣いた。恥も外聞もありゃしない。なのに、高原の奴は 延々とそれを繰り返した。奴は知っている。多分、何人もの男や女を各務に茹で上げさせて食ったんだろう。だから、こんな扱いが、どれほど甘い拷問になるのか知り尽くしているんだ。
やめてくれ、って、泣いて頼んだ。気が狂いそうなくらいじれったい状態に、あまりにも長時間さらされているのに、どうしようもないんだ。どこを触られても信じられないほど感じた。サディストの癖に高原の愛撫は、あまりにも優しく念入りだった。身もだえして、懇願する。
「お前の体は、感じやすい。それに、いい声で啼く」
外して。もう、いかせて。嫌。いやだ。気が狂っちゃうよ。
「もっとだ。もっと。啼いてみせろ」
高原の手がゆっくりとペニスまで、這い上がって来た時、俺は殺されそうに叫んでいた。助けて。もう、耐えられないよ。その瞬間、コックリングの金具を引かれ、俺は自由になっていた。ああああっ。コントロールできるはずも無く、あっという間に射精した。
俺は体に力が入らず、ぺしゃんこになった。その体を無造作にもとの位置に引き上げると、奴は俺にのしかかってきた。めりめりめりって、音が聞こえたような気がした。くたくたにされていた筈なのに、あまりの痛みに俺は全身に力を入れて硬直していた。俺の体の中には最後の仕上げに各務が浣腸器で入れたゼリーが入っていて挿入を助けてくれるはずだった。だけど、あてがわれたとたんに恐怖と嫌悪にすくんじまった体は、うまく受け入れる事が出来ない。突き上げてくる引き裂かれる痛みに、俺は叫ぶ事も息を吸う事も出来なかった。それでも、奴は斟酌無く最後まで俺の中に突き入れた。
「…締まるな」
今まで、全く平静だった奴の声が少しうわずっていた。痛みのため、無意識に奴を締め上げていたんだろう。だが、そんな事を考える余裕も、奴が動き始めたとたんに吹っ飛んだ。血が引いていくのが解る。冷や汗が噴出して体が震える。誰か、助けて。助けて……誰か……。
そうして、俺は、無力な獣として奴に引き裂かれた。
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毎日の生活には、高原がサディストである事は何の影響もなかった。初めてあいつに犯された後、三週間も奴は全く顔を見せなかった。その代わり弁護士と名乗る男がやってきて、何枚も書類をかかされ、俺は家のそばの私立高校へ転校させられて、そこへ通う事になった。
使用人しかいないだだっぴろい屋敷での生活は、上げ膳据え膳で全く不自由はない。寄り道はするなと、釘を刺されてはいたものの、好き勝手に豪遊できるほどの小遣いも与えられていた。服も、ブランド物が、不自由しないように色変わりで用意されていたうえ、若者が欲しがるだろう最新のスマホやipad、携帯ゲーム機なども買い与えられていた。部屋にはパソコンがあって、音楽が聴けるよう良いスピーカーもある。さすがに家に友達は呼べなかったけど、遊びに行く分には、連絡を入れさえすれば自由にさせてもらえた。お坊ちゃんの多い学校の友人達は、全く擦れてなく、何の疑いもなく 俺を受け入れた。
ただ、夕食の後は、必ず各務に向かいの部屋に呼ばれる。…アナルの拡張のためだった。
だから俺は夕食がすむとすぐにトイレに行った。拡張の間に直腸への刺激で便意を感じたくないからだ。そして風呂に入る。拡張訓練の後もう一度入る事になるのは分かっていても、そうせずにはいられなかった。
各務は、必ず俺を全裸にした。(尻の穴しか触らないくせに。)そして、例の台の上にうつぶせに縛り付けた。それから、浣腸器でゼリーを注入する。そうして、手術用の手袋をした手で念入りにマッサージをするのだ。それは、毎日判で押したように最初の日と同じ手順で繰り返された。
一本、二本と指を増やしていく。俺が痛みや違和感に体をこわばらせると、すぐに気がついて、指を抜いて一本減らし、中で廻す様にする。二本の指を差し込んで前立腺をこすり上げる。そして、また一本、二本…。犯されたときの激しい痛みを忘れられない俺は、黙って各務の拡張に身を任せた。もう、あんな痛い思いをするのはごめんだった。少しでも楽に受け入れられるようになりたい。どうせ、逃げられないのなら、感じる体になりたかった。でないと、耐えられそうになかった。
拡張訓練のときは、必ずコックリングを嵌められる。だから、射精する事は出来ない。それでも、何度もいったような快感に啼かされた。射精しなければ、男にだって何度も何度もオーガズムを味わう事が出来るのだった。
毎日行われるからといって恥ずかしさは変わらなかった。なぜだろう。各務の舐めるように全身を検分する視線にさらされるとあっという間に勃ってしまう。それから、台の上に上がるときも、激しい羞恥を感じた。声をあげるのも嫌だった。必死に歯をくいしばってこらえた。だけど、感じないふりなんて通じやしない。あっという間に、あられもなくよがる事になるんだ。だが、それを出来るだけ後へ引き伸ばそうと体に力を込め、息を詰めて、声をこらえる。
「あ……ふっ。あんた……毎日、何をして過ごしてんの」
学校から帰ってくると各務は屋敷にいなかった。夕食の前ぐらいに帰ってくる。と、言うよりも、各務が帰ってくると夕食になるようだった。そのため、俺は各務と差し向かいで食事をする。普通に話をする分には驚くほど、話題が豊富で面白い。食事の最中とその後の拡張訓練の時の落差は、俺の気分を翻弄した。
「え?」
「う……っく……だって……昼間は、家にいないジャン」
「ああ。病院だよ」
驚いた。そうだ。各務は医者なのだ。
「ええ?あんた。本物の医者やってんの!?」
「そうだよ」
ぐりっと、一番弱いところを指が擦り上げ、俺の体は勝手に跳ねた。
「あうっ。……うう。信じられない。こんな変態で、勤まるのかい」
「おあいにくさま。すこぶる評判はいいのさ。それに、外科が専門だから、人格は必要ないんでね」
「……はぁ、はぁ……なんで、こんな……事、してるの。男の尻なんか掻き混ぜなくても……儲かっているんだろう?」
「好きだからさ」
「え?」
「変態だから、男の尻が好きなんだ」
「はああ?何だって?……あ……あ。そこは…ダメ。ああう!」
「こうやって、男を啼かせるのが好きなんだよ」
「……金のためじゃなかったんだ」
「まあね。金には不自由ないんだ。財産があるんでね」
しかも、外科医なら、報酬だって随分あるんだろう。奴が俺の尻を掻き混ぜているのは、金のためだと思っていたのに…。
「うっ。……っく。あ……い、いかせて……。死んじゃうよ」
「だめだ。こらえろ」
「うん。うう……」
余計な事を訊いたために、念入りに弱いところを責められる羽目になった。しかも、金のためじゃなくって好きでやっているんだと思うだけで、何だか、体がおかしくなってくる
「す……好きなのは、尻の穴だけなの?」
「なんでだ?」
「だって……あああ。……うん。他のところは一辺も触らないじゃないか」
「そりゃ、高原のものだからな」
ズキン!……何だか、突き刺さる言葉だった。そうだ。犯られてから三週間、一度もお呼びがかからないために忘れていた。俺は高原の持ち物なのだった。
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使用人しかいないだだっぴろい屋敷での生活は、上げ膳据え膳で全く不自由はない。寄り道はするなと、釘を刺されてはいたものの、好き勝手に豪遊できるほどの小遣いも与えられていた。服も、ブランド物が、不自由しないように色変わりで用意されていたうえ、若者が欲しがるだろう最新のスマホやipad、携帯ゲーム機なども買い与えられていた。部屋にはパソコンがあって、音楽が聴けるよう良いスピーカーもある。さすがに家に友達は呼べなかったけど、遊びに行く分には、連絡を入れさえすれば自由にさせてもらえた。お坊ちゃんの多い学校の友人達は、全く擦れてなく、何の疑いもなく 俺を受け入れた。
ただ、夕食の後は、必ず各務に向かいの部屋に呼ばれる。…アナルの拡張のためだった。
だから俺は夕食がすむとすぐにトイレに行った。拡張の間に直腸への刺激で便意を感じたくないからだ。そして風呂に入る。拡張訓練の後もう一度入る事になるのは分かっていても、そうせずにはいられなかった。
各務は、必ず俺を全裸にした。(尻の穴しか触らないくせに。)そして、例の台の上にうつぶせに縛り付けた。それから、浣腸器でゼリーを注入する。そうして、手術用の手袋をした手で念入りにマッサージをするのだ。それは、毎日判で押したように最初の日と同じ手順で繰り返された。
一本、二本と指を増やしていく。俺が痛みや違和感に体をこわばらせると、すぐに気がついて、指を抜いて一本減らし、中で廻す様にする。二本の指を差し込んで前立腺をこすり上げる。そして、また一本、二本…。犯されたときの激しい痛みを忘れられない俺は、黙って各務の拡張に身を任せた。もう、あんな痛い思いをするのはごめんだった。少しでも楽に受け入れられるようになりたい。どうせ、逃げられないのなら、感じる体になりたかった。でないと、耐えられそうになかった。
拡張訓練のときは、必ずコックリングを嵌められる。だから、射精する事は出来ない。それでも、何度もいったような快感に啼かされた。射精しなければ、男にだって何度も何度もオーガズムを味わう事が出来るのだった。
毎日行われるからといって恥ずかしさは変わらなかった。なぜだろう。各務の舐めるように全身を検分する視線にさらされるとあっという間に勃ってしまう。それから、台の上に上がるときも、激しい羞恥を感じた。声をあげるのも嫌だった。必死に歯をくいしばってこらえた。だけど、感じないふりなんて通じやしない。あっという間に、あられもなくよがる事になるんだ。だが、それを出来るだけ後へ引き伸ばそうと体に力を込め、息を詰めて、声をこらえる。
「あ……ふっ。あんた……毎日、何をして過ごしてんの」
学校から帰ってくると各務は屋敷にいなかった。夕食の前ぐらいに帰ってくる。と、言うよりも、各務が帰ってくると夕食になるようだった。そのため、俺は各務と差し向かいで食事をする。普通に話をする分には驚くほど、話題が豊富で面白い。食事の最中とその後の拡張訓練の時の落差は、俺の気分を翻弄した。
「え?」
「う……っく……だって……昼間は、家にいないジャン」
「ああ。病院だよ」
驚いた。そうだ。各務は医者なのだ。
「ええ?あんた。本物の医者やってんの!?」
「そうだよ」
ぐりっと、一番弱いところを指が擦り上げ、俺の体は勝手に跳ねた。
「あうっ。……うう。信じられない。こんな変態で、勤まるのかい」
「おあいにくさま。すこぶる評判はいいのさ。それに、外科が専門だから、人格は必要ないんでね」
「……はぁ、はぁ……なんで、こんな……事、してるの。男の尻なんか掻き混ぜなくても……儲かっているんだろう?」
「好きだからさ」
「え?」
「変態だから、男の尻が好きなんだ」
「はああ?何だって?……あ……あ。そこは…ダメ。ああう!」
「こうやって、男を啼かせるのが好きなんだよ」
「……金のためじゃなかったんだ」
「まあね。金には不自由ないんだ。財産があるんでね」
しかも、外科医なら、報酬だって随分あるんだろう。奴が俺の尻を掻き混ぜているのは、金のためだと思っていたのに…。
「うっ。……っく。あ……い、いかせて……。死んじゃうよ」
「だめだ。こらえろ」
「うん。うう……」
余計な事を訊いたために、念入りに弱いところを責められる羽目になった。しかも、金のためじゃなくって好きでやっているんだと思うだけで、何だか、体がおかしくなってくる
「す……好きなのは、尻の穴だけなの?」
「なんでだ?」
「だって……あああ。……うん。他のところは一辺も触らないじゃないか」
「そりゃ、高原のものだからな」
ズキン!……何だか、突き刺さる言葉だった。そうだ。犯られてから三週間、一度もお呼びがかからないために忘れていた。俺は高原の持ち物なのだった。
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