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 明け方の夢を膨らませて作った、切ないSMの物語


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性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。

 
 
 そうは言っても、フランツ様の前で服を脱がなければならなくなったときに羞恥を感じなかったわけではない。何のために裸になるのかといった理由が行為よりも感情に影響するらしかった。ベッドに座って目を細めて見ている彼の前で、一枚一枚服を脱いでいく。
 何をされるのか分かった上で平静な顔で服を脱ぐのは、むずかしかった。ただ、服を脱ぐだけで呼吸が速くなり、心が震える。全裸になると腕を頭の後ろで組み、足を開いて彼のほうへ体を向けた。
 視線がゆっくりと体の上を弄りまわすように移動する。私が一番ショックだったのは、ただそれだけで自分の持ち物が反応して頭をもたげ始めたことだった。正真正銘の羞恥が突き上げてくる。
 立ち上がり、近づいてくるフランツ様が私の赤くなった顔を覗き込んでくる。彼の服が私のそれを擦るほどに近づくと、私のものはすっかり立ち上がって、ただ布が擦れて離れていくだけで、息を呑まずに入られなかった。彼の唇が触れそうなほど近く付けられ、囁かれた。
「王宮にいた間、いつも、考えていたんだ。お前をこうして鎖につなぐことを」
 はっとして、主の顔を見つめなおす。目を細めて、薄く微笑む主の顔を……。彼の両手が拡げられて胸に押し付けられ、そしてわき腹へ、撫で回しながら降りていく。思わず目を閉じずにはいられない。手が尻を抱え込み肉に爪を立てられる。捏ね繰り回され、掴まれる。腰には腰が押し付けられ、足の間には膝が割り込んできた。彼の太腿が足の間を擦り上げる。
 私は歯をくいしばって、喘ぎを押し殺す。背に廻された手が意地悪く背筋を撫で上げ撫で下ろす。私の眠っていた官能はすっかり目覚め、体の中を熱い血がかけめぐる。
 唇が頬を掠める。耳たぶに、瞼に、顎に軽く触れ。そして首筋に吸い付く。今度は声を押し殺せなかった。私は思わず呻き、体をこわばらせた。頭の後ろで組んだ手に必死で力を込める。姿勢を崩したら終わりだった。自分の理性はどこかへ吹き飛び、あろうことか忠誠を誓った主を寝台の上に押し倒しかねなかった。
 手に皮の枷を巻かれる。まず、右手にそれから左手に。そして足の枷を渡される。私は促されるままにしゃがんで自分で枷をはめた。そして、ベッドの傍らに並んでいる二本の柱の間にベッドに背を向けて大の字に体を張り広げられる。
 ひとつ、枷を金具につながれると、その度に胸の鼓動が大きく早くなっていくようだった。向かい側の壁には大きな鏡が立てかけてある。今日の夕刻、フランツ様が寝室に運び入れさせたのだ。大の字に拘束された体が、ちらちらと揺れるランプの明かりに照らし出された。私は鏡の中の自分を見つめた。
 後ろに立ったフランツ様の息がうなじにかかる。ふ……と、一瞬の油断をついて、手が廻されて掴まれていた。背筋を走り抜ける驚愕と苦痛と快感のない交ぜになった感覚に、思わず腰を引き体を捻る。
 その様がすべて逐一鏡に映し出される。射るようなまなざしでのフランツ様の視線が鏡の中から見返していた。手は下腹を弄りながら移動する。肩に這わせられた唇が、中心の快感と連動して、身動きも出来なかった。ただただ、見苦しくあがく姿だけはさらすまいと、それだけを念じるしかなかった。
 掴んだ手がゆるゆると動き始めた。こんな事態は、まったく想像していなかった私は、動揺する様を見られまいと必死で固く目を瞑る。目の色を見られたら終わりだ。フランツ様には隠しようが無い。反対の手が後ろから廻り、尻の間から差し込まれやわやわと揉みこまれる。耐えられない快感が急激にたかまり、思わず目を開けてしまう。目差しに射殺されてもう、逃げられない。捕らえられてしまっている。
「まだだ」
 びくんと撥ねた棹の根元をギュッと指で絞り込まれる。行き場の無い快感が腰の辺りで渦巻く。あっと思う間もなく紐が廻されしっかりと結ばれたのが分かった。それが何のためであるかも……。なおも散々玩ばれてフランツ様の体が離れていったときは、私は、懇願しそうになり、唇を噛み締めているような有様だった。





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