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 明け方の夢を膨らませて作った、切ないSMの物語


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性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。

 
 だめですってば。眼を瞑って、身体を硬くするしかなかった。ふたたび膝に押し当てられた唇がねっとりと動き始める。あっという間にさっき逝かせてもらえなかった中心が、跳ね上がって下腹を打った。手を握りしめ、手枷を思いっきり引く。何か、他のことを考えて何か…。
 だめだ。身体全体が思いっきり敏感になってしまっていた。抱えた膝を舐めながら叔父が手のひらを腿や足首にさまよわせてくると、気が狂うんじゃないかと思うほどのくすぐったさと快感が這い上がってくる。くるぶしを捕らえられ撫でまわされると足を腿の根が攣りそうな位に引きつらせてしまう。
 叔父は容赦なくありとあらゆるテクニックを駆使して足を舐りまわしながら、足の甲の骨の筋に沿って指を這わせてくる。背もたれに乗った踵を動かないために必死に椅子に押し付けた。少しでも痛みを拾って気をそらせないかと身体をつっぱらせて足首に力を入れた。耐えられない。耐えられない。だめだ…。あ!だめっ。
 考えてもいなかった場所を叔父の舌が、唇が這い回るともう忍耐が続かなかった。半狂乱になって、足を取り戻そうともがく。だが、待ち構えていた叔父にしっかりと足は捉えられていて逃げようが無い。強い快感が急激に身体を駆け抜ける。あ、逝く。……その瞬間しっかりと根元を握られて押し戻される。翻弄される。太刀打ちできない。
 アラームが時を告げるのをぼんやりと聞きながら再び溜息をつき…欲望に曇った眼を叔父に向けた。
「…参りましたよ。死ぬかと思った」
 叔父は咽喉の奥で嬉しそうに笑った。
「お仕置きだな」
 嘘つき。最初から鞭を使うのは予定のうちだったでしょう?そう思いながらも、計算された展開に、自然にうまくのせられている事態に舌を巻かずに入られない。手枷に思いっきり体重を乗せてしまったので食い込んで痛かった。背伸びをして、少し緩めてやる。
 鞭が取り出され、このまま一気に鞭打ちまでいくつもりなのが分かった。僕でも、この展開ならそうするだろう。手を抜かずに、追い詰める。うまいやり方だ。だが、責められる側にしてみれば、ここで、休みが入らないのは本当に辛い…。溜息をつきながら足元を確かめて踏ん張った。
 最初から一本鞭が出てくるなんて聞いてなかった。当然ながら、僕はまだ鞭で打たれた事がない。家で試しに自分の腿を打ち叩いて練習した事はあったけれど、派手な音がするので、思いっきり叩いた事などない。
 鞭で責めた事も数えるほどだ。それもバラ鞭や乗馬鞭だったし、お試しコースだった事は否定できない。一本鞭の威力は眼にしたことがあるので、知っている。どんなに厳しく調教された人でも、こればかりは悲鳴をあげる。おびえが足元から這い登ってくる。
 叔父が鞭をひゅんひゅんと鳴らして見せるのを怖いもの見たさに追わずにはいられなかった。
 ぞろり、と鞭で背を撫であげられた。お約束の行為なのに、思わず伸び上がり身体をそらせてしまう。人間、分かっていても、そうせずにはいられないって事があるのだと思い知らされる。
「百」
 僕は、今度は恐ろしさでギュッと眼を瞑った。どうも、責められる側にいると、眼は開けていられないらしい。叔父の鞭使いがどれほど的確か、傍らで見ていてよく知っていた。
 一発目が背中を斜めに振り下ろされる。歯を喰いしばり必死に身体をこわばらせていても、何の役にも立たなかった。恐ろしいほどの痛みが身体の中心を切り裂いたかと思うと、意に反して身体が捻れ、のけぞり、跳ねて落ちた。手首に強い衝撃が掛かる。痺れるような痛みが身体中にじんじんと拡がっていく。頭を振って意識をはっきりさせようとした時、すでに二打目を振りかぶる叔父の姿が鏡の中に見えた。
 悲鳴を上げまいと、必死に押し殺す。身体中からどっと汗が吹き出す。アドレナリンが駆け巡り、心臓は早鐘のように打ち始めていた。ショックのために息が吸えない。続けて次が来る。構える間もなかった。くるりと巻きついた鞭の先がわき腹から足の付け根の柔らかいところにくるりと巻きつく。あまりの痛みに絶叫してしまっていた。足が勝手に跳ね上がる。Sの自尊心なんか何の役にも立たなかった。
 その後は、数を数える余裕すら無かった。薄らいでくる意識の向こうで、緩急をつけて打ってくる叔父のリズムを捕らえようとする自分がこっけいにも確かに残っていた。だが、身体は勝手に鞭を避けようと無様にあがき続け、打ちのめされてはのたうった。生理的な涙が溢れ、もう、耐えられないと必死に懇願する。
 泣こうが喚こうが鞭打ちは続き、だんだんと強く、痛みも喰い込んでくる様だった。何発目だったかわからない。意識が真っ白になったと思うと墜落するような急激な感覚と共に強い快感が身体の中を走り抜けた。ブラックアウトが起こり、かすかに叔父の腕が弛緩する身体を抱きとめてくれたのを感じたが、その後はなにもわからなくなってしまった。




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