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 明け方の夢を膨らませて作った、切ないSMの物語


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性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。

 

  鈍い痛みを感じて、身体を捻るとベッドの上にうつぶせになっていた。まぶしい。眼をぱちぱちさせると、その向こうにぼんやりとかすむ叔父の顔が見えた。
「ああ、気が付いたか」
 両手に力を入れて身体を持ち上げようとしたが、思うようにならない。ただ呻き声が洩れただけだった。
「まだ、動くな」
 背中にひんやりとした濡れたものが拡げられる。どうやら、叔父がタオルで冷やしてくれているらしい。
「僕は気を失ってしまったんですか」
「ああ」
「じゃあ、百打つことは出来ませんでした?」
 声が、かすれて思うようにしゃべれなかった。
「いや、百打目だったからな」
 ほっと、安堵の息を付いた。腕に頬を乗せて背中の痛みを味わっていると、叔父の吸う外国のタバコの香りが漂ってくる…。
「お前、気が付いたか?」
「え?…なにをです?」
「鞭で逝ったろう?」
 一瞬何を言われたかわからなかった。だが、最後の瞬間に感じた強い快感がだんだんとよみがえってくると、ようやく眼が覚めてきた脳に何が起きたのかが理解できてくる。
 射精してしまった。それも鞭打ちで…。
「やっぱりMでやったほうがいいんじゃないか?」
 がばっと跳ね起きた。背中の痛みにかまっていられなかったこの叔父の好きにさせていたら、本当にそうなりかねない事に気が付いたのだ。
「叔父さん、絶対に嫌ですからね。なんと言われても嫌ですからね」
 血相を変えた僕の様子を見て、叔父は心底おかしそうにくすくす笑っている。
「わかった。わかった。まあ、他の男が相手じゃ無理だろうし、俺だって可愛い甥っ子に手を出したりしないさ」
 出しているじゃないですか。
 それにしてもすごい自信というかなんと言うか、本当だけに恐ろしいものがあった。うっとうしい前髪を掻き揚げると、自分で頼み込んだくせに、そこは棚に上げて、手の早い叔父にこれ以上つけこまれないように気をつけないと…と自分に言い聞かせた。気が付くと叔父は、奇妙な目でこっちを見ている。
「なんです?」
「普通は、この後はセックスするんだが……どうする」
「あ…」
 そうか。セックスするかしないかなんて考えてなかった。男には抱かれた事も抱いた事もない。叔父が相手なら何の心配も無く、身体を任せられることは分かっていたが、よすぎてはまってしまう可能性も無視できない。それに、なんといっても血が繋がっている
 今さら、という気がしないでもないが、ためらう気持ちは残っていた。僕が迷っていると、タバコの火を消した叔父は、やんわりとのしかかってきた。
「叔父さん。ちょっと待って」
「もう、遅い」
「どうするって聞いといて、考えさせてくれないんですか?」
「ここに来る前に考えておけよ」
 のしかかられてキスされると、もう抵抗の仕様がなかった。さりげなくリードされて、あっという間に身体が浮遊する。アナルにオイルを塗りこまれてマッサージされて……その手順が、あまりにも自然で痛みもほとんど無く、こっちが羞恥を感じる間もないうちに彼が入ってきた。その瞬間はあまりにも大きい重量感に身体がすくみあがった。
「力を抜いて」
「無理。あっ…」
 前をあやされながら、ゆっくりと押し入れられる。と思うとふっと圧迫が消える。強い快感にさらわれているうちに、何度もだまし、だまし進んできて、いつの間にかすっかりと中に入っていた。背筋を這い上がってくる思いがけない背徳感に打ちのめされる。歯を喰いしばって、後悔の気持ちを押し殺す。
「博人」
 叔父の声は低くて暖かい。父親を早くに亡くした僕にとって、一番の近親者として、常に見習うべき年長者として、暖かく接してくれた叔父。だが、今耳元で囁いてくるのは、脳をとろかすほどにぞくぞくする悪魔の囁き声だった。
「博人。忘れるな。どんなことがあってもその行為はお前を汚しはしない」
 返事をしようとしたが、声が出ないほど強い何かが身体中に満ちてきていて息をつくのがやっとのありさまだった。
「自分の心だけは大事にしろ。卑怯な事をするなよ。そして、相手をおろそかに扱うな。そうすれば、必ず自分の心が進むべき道を見つけてくれる」
 …ええ、叔父さん。ありがとう。きっと、そうします。あなたに約束する。

 うなずくのがやっとだった。その瞬間、叔父の動きが変わった。翻弄され、揺さぶられる。強い快感と苦痛が何度も打ち寄せてきて、思わず逃れようと身体が逃げをうつ。その肩をしっかりと押さえ込まれ、貪り食われた。ああ。そうか。叔父にはこんな顔もあるのか。妙な部分で納得しながらも、明日は学校に行けそうに無い…と、講義のスケジュールを思い返し、舌打ちしていた。
 目が覚めると叔父の姿は無かった。時計を見るとすでにお昼を廻ってしまっている。当然大学も休むしかない。起き上がって、痛む身体を引きずってシャワーを浴びた。念入りにアナルも洗浄したが、傷はついていないようだった。鏡に背中を映して、ためつすがめつしたみみずばれが縦横に残っているが、裂けた傷はひとつも無かった。ここまで、スマートに仕上げられると、文句のつけようが無い。
 部屋に戻ると、ベッドの脇のサイドボードに書置きが残っていた。
「痛むようなら、各務に電話しろ。ホテルの部屋は三日間、月曜の朝まで押さえてある」




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 夏が近づいてきています。ちょっとウェストを細くして、むだ毛を薄くして、匂いもシャットアウト!そして、楽しいえっちを・・・。と、いうのでラブコスメティックでいっぱいお買い物をしてしまいました。だって、サンプルのローションを使ったら、すごーくいやらしい風景でよかったんだもん。それなのに、彼は今中期出張中。ゴールデンウィークに一回戻ってくるみたいなので、それまではなにもかもお預けです。
博人君と遊んでいる間に、次のストーリーを考えようと目論んでいたのに、まったくうまくいきませんでした。再び見切り発車!しかも、今回は女王様。大丈夫なんでしょうか。
 実のところ私、自分がSなのかMなのか、まだ、みきわめがついておりません。だから、Sの立場で考えたり、Mの立場でしゃべったりしています。そしてSの時に好きなプレイとMのときに好きなプレイはまったくの別物。人は簡単にSだとかMだとか割り切れないんじゃないかなぁ・・・・と、思っています。(結論を引き延ばしているだけという意見も(笑))両方やれるという方も結構いらっしゃいますし・・・、相手によって切り替わる方も、反対に絶対にチェンジできない確固たる性癖をお持ちの方もいらっしゃいます。
 ところで、さやかの登場人物は常にノーマルだから・・・という会話をしていますが、このノーマルというのはどういう意味でしょうか。さやかの見るところSMが好きで実際にSMをしていても、無くても生きていける方がやっぱりいるんです。
やめようと思ってやめられる人はノーマル。どうしたって無きゃ生きていけない人はアブノーマル。SMはある意味「趣味趣向の世界」という面もあるので、ノーマルの方でも楽しめる部分もあると思います。でも、これはさやか独自の物語の中の意見だから、鵜呑みにしないように。



ずっとあなたが好きでした