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 明け方の夢を膨らませて作った、切ないSMの物語


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性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。

 
  え?僕が聞き返す間もなく、ぱっとマリエーヌは見開いた大きな瞳を私の方へ向けた。
「ニコラス。痒いの。助けて」
 僕が重ねて驚いて、ハルトヴィックの方を振り返ると、ハルトヴィックはかしこまって膝を付いたままますます小さくなっていた。
「さっきの薬か…」
「う……ん。いや。いや。解いて。この紐を解いて」
 改めて、まじまじと覗き込むと、彼女のそこはまるで命あるもののように痙攣を繰り返している。そして、そのうごめきにつれて彼女の開かれた身体が捻れ震えながら身もだえする様は、まさに男なら垂涎物の有様だった。とじようとあがく彼女の膝は震え、内腿の筋肉は彼女の努力をあざ笑うかのようにひきつれていた。
「ああ……気が狂っちゃう。やだ。お願い。お願いだから」
 私はハルトヴィックへ手を振った。
「早く済ませてくれないか」
 かしこまった振りをしながらもにやりと頬を緩める彼に、私はむっとなった。彼女を苦しめる権利をこんな男にむざと譲り渡すつもりは無かったからだ。彼は、にじるようにして前に出ると。
「ご無礼をお許しくださいますように」
 と、改めて深々と頭を下げると、彼女のぱっくりと開いた脚の間の寸法を測り始めた。
 おそらくは、マリエーヌにとって、拷問にも等しい長い時間が過ぎた。痒みのためにぴくぴくと痙攣している場所をハルトヴィックは今までどおりの手順でありとあらゆる寸法を偏執的により丁寧に計ったからだ。
 彼女が未成熟であるとはいえ、少年でもある印を示す場所も彼の手を逃れる事は出来なかった。紐と手がその上を這い回った事は、痒みをいや増す効果しかなかった事は明らかだった。彼女はその手が動くたびに小さく悲鳴をあげ、身体を揺すって泣いた。ようやくずべての寸法を計り終えたハルトヴィックは、今度は不思議な形の金属のディルドォを取り上げると、ゆっくりと彼女のそこへ付きたて始めた。
「うん…む……はぁ」
 頭の上に止められた彼女の腕が、必死に引かれる。まるで空洞になった金の枠のようなディルドゥはいくら濡れそぼっているとはいえ、彼女の未成熟でほとんど使われていないと思われる身体にとっては、痛みを与える結果にしかならなかったのではないだろうか。
 深く突き刺さったその器具の根元に付いたネジをハルトヴィックが廻し始めた。
「あ…なに?……いや、苦しい」
「申し訳ございません。中の大きさを計らせて頂きます」
 ネジを廻すに連れてゆっくりとその胴体が膨らみその大きさがネジにつけられた目盛りで分かるようになっているのだった。何度かネジが廻されるのを、彼女は苦しい息を繰り返しつき、腰をもたげて耐えていたが、遂に悲鳴を上げた。
 ハルトヴィックは手早くネジを元へ戻して、何かノートに書き付けると、今度はその角度を測り始めた。マリエーヌはぐったりと椅子に背をあずけ、ただただ喘いでいるだけだ。

「よろしゅうございます。終わりましてございます」
 ハルトヴィックが、その不気味な道具を引き上げ始めると、彼女は溜息を付いた。これで、終わり。その安堵感が彼女の頬にのぼってくる。だが、私は、これで終わりにする気など毛頭なかった。
 ハルトヴィックが紐をほどこうと彼女の膝に手を掛けた腕を急いで掴む。驚いて振り仰いだ彼の目を、無表情に覗き込んだ。
「このまま下がってくれ」
 一瞬の驚きを…彼はすばやくしまいこんだ。
辺りに散らばっていた道具を手早く鞄に放り込み、再度、恭しくお辞儀をすると、彼は足早に部屋を出て行った。



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