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 明け方の夢を膨らませて作った、切ないSMの物語


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性的、暴力的な表現を含んでいます。
虚構と現実の区別のつかない方
18歳未満の方はご遠慮くださいませ。
自己責任に於いて閲覧していただきますようお願いします。

 
 それは、ほんの出来心から始まった。別れの儀式の為にたっぷりとお仕置きをした後、貞操帯を付けている時、マリエーヌがふと思いついたように尋ねてきた。
「ニコラス。この貞操帯に付属させて使う小物をハルトヴィックに作らせていたでしょ?」
「ええ、作らせましたよ」
「あれ、どんなものだったの。結局見せてもらってないし、どんなものなのかも知らないんだよ」
「そうだね。でも、今日は持ってきてないんですよ」
 私はすっかりと忘れていたくせに、思い出した途端に気になって仕方がない様子のマリエーヌが、ぶうぶうと口を尖らす様子をほほえましく眺めた。こういうときの彼はすっかり少年のような表情をする。そして私に、彼と呼ばせるだけの別の輝きを見せ付けるのだった。
「つまんないの」
 私はくすくすと笑いながら彼女の足の間へ鍵を差し込んだ。それは、いつも使うウエストの辺りの貞操帯を外すための錠前ではなく、もっと別の場所を外すための鍵穴だった。その鍵穴は、飾り彫りの模様の中に実に上手く隠されている。足の間を覆った身体に沿ってカーブした板がパチンと外れると、私の手の中に落ちてきた。しっかりと覆われていたはずの性器があっという間にむき出しになった事に、マリエーヌは驚いた。
「こうすれば貞操帯をしたまま、悪戯する事もできるんだよ」
「ふうん。知らなかった。びっくり…」
「ハルトヴィックに作らせた小物は、ここを開けたときに使うんだ。性器の中に入れるディルドウやアナルに入れる細身のディルドウ。反対に身体の外へ向かってそそり立つペニスバンドになる飾り。それから、その道具をしっかりと抑える他の形の板。それから、そのディルドウと板が接合されてしまっているもの」
 興味深げに話を聞いていたマリエーヌも最後の言葉には嫌そうに顔をしかめた。貞操帯に接合されたディルドウが、接合していないディルドウとは、また違う責めを彼女に与えるのに気がついたらしい。
「ニコラス。どうしてその道具をつかわないのさ」
「うーん……」
 私はすっかりと興味を欠きたてられた彼女を引き寄せた。
「マリエーヌ、君には、まだ早いような気がするんだ。君を傷つけるような事はしたくないし、もう少し大人になってからでもオモチャを使うのは遅くはないよ」
「つまんないの」
 ちょっと、すねて、ぷいっと顔を背ける彼女は、なんと可愛らしく私の気持ちをそそるのだろう。私は別れの寂しさと共に、蓋が開いて、そこから覗いている男の子の小さな唐辛子がぴくんと跳ねるのをみつめた。抱きしめた彼女の腰に廻した腕に力を込めて抑えると、その小さな唐辛子の先をそおっとつまんでみた。
「あん。ニコラス!なにするのさ」
 僕の胸板を押し返そうとして、身体を捻っては見るものの、すでにしっかりと抱え込まれてしまっているので、はかばかしく動く事もできない。何よりも、赤むけになってひりひりと痛む晴れ上がったお尻が、貞操帯の上に座っている彼女のお尻を痛めつけているのだった。
「動かないで、じっとしてて……」
私は親指の腹と人差し指の腹で唐辛子の真ん中を転がしてみた。それから根元から先っちょへ向けてやさしく撫でさする。
「う…うん」
 赤くした顔をちょっと上向けて眼を閉じたマリエーヌは首を振った。額に汗が滲んでくる。ぴったりと閉じた足が、刺激を受けるたびにぴくぴくと痙攣した。こうやって、棹だけを擦られるのがマリエーヌは苦手だった。女性器の入り口やその周辺よりも、もっと感じやすい場所だったのだ。
 それも当たり前、その唐辛子のようなペニスは彼女にとってはクリトリスと同じだったのだから。腰に廻された腕にしがみつき、小さく唇を震わせながら鋭い快感が走る度に腰をくねらせた。
「あ…あん。あ…あ…ああああ」
 私は彼女から手を離すと、身体をそおっと押し遣った。彼女の身体は力が入らない様子でぐらぐらと揺れる。私は、上気した頬ととろんとした瞳を覗き込み、それから思いっきり激しくテクニックを駆使したキスを彼女の唇へぶつけると、テーブルの上に乗ったままだった板を持ち上げると彼女のそこへぱたんと乗せてしまった。
 鍵を差し入れて廻す。カチリという音とともに、蓋は閉じられて、再び彼女は貞操帯の中に閉じ込められたのだった。
 茫然とした彼女は、何が起こったのかわからないといったようすで口を空けてぽかんと僕を見ていたが、じわじわと事態の理解が進んでくると、失望と切なさと哀願の入り混じったような瞳で、すでに鍵で閉じられてしまった貞操帯を見下ろした。
「酷いよ。こんなのって…」
 閉じ合わせた腿をぴったりとくっつけたまま摺り合わせる。もじもじとあそこを抑えながら、屈みこみどうにかしてその場所に刺激をあたえようとした。だが、鉄の貞操帯は性器をがっちりとガードしていて、いくら押さえつけても彼女に何の快感ももたらしてはくれなかった。
「ニコラス。お願いだよ。こんなのって、我慢できない。あんな中途半端でなんて、酷い…」
「マリエーヌ。お仕置きの数を増やしたいのかい?」
 恨めしそうに、マリエーヌは唇を噛んだ。鉄の檻の中に閉じ込められた身体は熱く燃え立ち、中途半端に放り出された身体は刺激の続行を求めて彼女の焦燥をかきたてているに違いなかった。
「マリエーヌ。また、来週」
「いじわる……」



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