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スイッチ

ここでは、「スイッチ」 に関する記事を紹介しています。
 夜見る夢を膨らませて、小説を書いていたさやかは、最近夢を見ません。(『核』になるシーンが無いので小説が書けなくって困っている(汗))それで、自然とさやかの持っているスキルのもうひとつの方法に頼らざるをえなくなっています。

 それは、ちょっとしたインスピレーションによる想像です。誰かと会話をしてる時、あれこれブログ巡りをしている時、パチンとスイッチが入って一瞬の映像が閃きます。それは、たいてい切り取った画像。つまり写真のようなもので、スーツの大好きなさやかはその関連が多い。脱いだり、着たり、ベッドへ放り投げたり、椅子に掛けたり・・・。その瞬間を捕まえて、想像を巡らせる。すると、その上着を脱いだりきたりしている画像が、ちょっとばかり動いてくれる。画像から動画への転換です。とは、いってもいくら頑張ってもそんなに長くはなりません。せいぜいベッドへ放り投げた後、どさっとそこへ寝転がる。椅子に上着を掛けた後にパソコンのスイッチを入れる・・・程度の動きです。でも、その動作はキャラによってちょっとずつ違います。その動画を頭の中に保存しておいて「さあ、なにか書こう」と、いう時に取り出して再生してみます。上手く行くとその動画がどんどんと動いていって一つのシーンになる訳です。(ならないことも多々ありますが・・・orz)

 で、その脱いだり着たりしているキャラなんですが、スイッチを入れた・・・つまり切っ掛けを作った人間が入ってる訳ではありません(笑)。入っているのはお約束キャラです。つまりRPGで言う所の騎士・白魔道師・黒魔道師・忍者・侍みたいなもんです。やおいにはその手のパターンキャラが流通している。で、その手の本ばかり読んだ人ならみんな心の中に独自のパターンが出来ていると思います。さやかの中にも漠然とではありますがそういうパターンが出来ていて、画像が閃く時に、勝手にその中から本能が選んだキャラがそこへ納まってくれる訳です。
 自分で考えて選ぶ訳ではない所がミソで、考えて選べるのなら、最初からスイッチを入るのを待ってないで頭脳労働にいそしめばよい訳ですが、それではなぜか完全類型パターンの話しになってしまう。夢と同じで作為的に創造した物はうまく動いてくれないんです。さやかのスキルの限界って奴でしょうか。
 そのお約束キャラがちゃんとそのキャラなりの性格と動きを持って、お話しを作ってくれるかどうかはその時その時の運任せ。さやかの中に何か語りたいものがあれば、結構簡単に動き出したキャラはその想いを受けて、どんどん勝手にストーリーを紡ぎだしてくれ、その過程において結構パターンキャラを抜け出てくれるんですが、なにもテーマが無いと、全く動いてくれません。
 実は、さやかの書く物語は勝手に動いてるその映像を紙に説明文として書き写したものなのです。「人形のように」で書く物語などは、つじつまがあうように多少修正したり、資料を調べたりしますが、本宅の「詩もどき」はとんでもない展開のものも多々あります。もう少し、まともな頭が書いたものにしようとした事もありますが、あまり修正が利かず、キテレツなままなのはそういう訳であります。

 現在さやかは、夢をみない。それに、自分の中でじっくりと発酵させた書きたいテーマがないんです。つまりスイッチ待ちなんですが・・・・この、スイッチすらもなかなか入らない。どうやら・・・・『スランプ』なのです。(妄想にスランプがあるかと笑わないように。)更新が滞ってるのは、とっても気になってるんですが・・・ほんとに申し訳ないと思ってるんですが・・・・。

 だれか、さやかのスイッチ押してくださーい。






注・スイッチと「スーツを着ている男性が好き♪」という事はまた別物です。さやかのスーツ好きは、中身もコミで、スーツ「だけ」では萌える事はできません。
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