「ちよっ……!なにするんだよ。各務!」
淳一は車両の前方の壁に両手を突っ張る形になっている。彼の目の前には電車を運転している運転席が見えるガラス窓があって、すぐそこに運転手が立っているのが見える。いやそれだけではない。周囲は無関係の人間が押し合うようにぴったりと接触して立っているのだ。淳一は、焦った様子で体を捻り、何とか僕の体から逃れようとした。だが、僕は左手を彼の突っ張った腕の横へ突き、右手で彼の体を抱きこんだ。身動きも出来ないほど混んだ車内で、しっかり囲い込まれてしまった淳一は、はかばかしく抵抗できない。
彼のぴったりとしたジーンズの尻の合わせ目に、硬く張り詰めた自分のそれを添わせながら腰をじんわりと押し付けた。ギクッとしたように、淳一が目を見開いた。何が起きているのか、何をされているのか気がついたのだろう。こわばらせた頬を引きつらせながら、無言で腰を捻って抵抗しようとする。だが、そのわずかな抵抗は自分の尻を僕の体にこすり付けるだけの結果に終わってしまう。
「や、やめて。嫌だ。各務。こんな所で……」
僕は、答えず、押し付けた腰をゆっくりと上下に動かし始めた。周囲が不審に思わないように不規則に自然な電車の振動に合わせて彼の尻を刺激する。息を呑んだ 淳一は、歯をくいしばって、壁に付いた腕を必死に突っ張っていた。だが、それは結局、僕の動きへ協力する役にしか立っていない。異常な状況が、淳一を混乱させていた。ぴったりと重ね合わせられた僕の体が与えてくる刺激を無視しようと、ぎゅっと目を瞑り、喘ぎを漏らさないように息を整えていた。
だが、やりたい盛りの体を、毎日毎日開発された純一の体は、本人の意思を無視して反応し始めていた。体がかすかに震え、首筋が赤くなってくるのが分かった。僕は、もう左手で彼の左手を掴むと、腰に廻していた右手を彼の膨らみを覆うように移動させた。
ショックを受けた淳一が眦を吊り上げて、振り返って僕を見ようとする。こんな場所で、こんな場所で。口に出さなくても彼が胸の中で精一杯毒づく声が聞こえる。何考えているんだよ。こんな場所で触ってくるなんて。ばれちゃうじゃないか。やめろよ。変態。サディスト!離せってば!
「各務……やめろよ。あうっ……」
周囲に聞こえないように必死に押し殺した囁き声。だが、押し殺した声はかえってはっきりと言葉の意味が耳に届く。何かが起きているという事はもう、周囲の人間達には分かっているだろう。男と男で何をやってるんだか。軽蔑と好奇心の視線が集まってくるのが分かる。淳一も気付いているのだろうが、どこか狭い場所に入り込んで抜け出せなくなっているように、強い抵抗も出来ず震えながらただただ腕を突っ張っているだけだった。
異常な状況というだけでなく、お互いにこれほど接近して体をあわせた事が一度も無かった。彼の体の隅々まで、どこを触ればどう反応するのか、どんな時にどんな鳴き声をだすのか。彼のまつげの震え、体のくねり、尻の穴の痙攣さえ知っているのに、抱き合った事など一度も無かった。淳一が、すべての胸のうちにあふれる罵声も、思わず口をついて出ようとする喘ぎも、重ねられた体から送り込まれる刺激への反応も、すべて押さえ込もうとして唇を噛み締めて必死に耐えている様を僕はじっとみつめる。
体の重さ、動きを充分に意識させるゆっくりした動作で彼の背に体重をかけると、彼の弱点である髪の生え際から肩へつながる首筋の柔らかな場所へ舌を滑らして彼を身震いさせた。淳一はどこもかしこも感じやすい。何度もその感じやすい部分を舌でなぞってやってから、首筋へ軽く歯を当ててやった。
↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

スポンサーサイト

淳一は車両の前方の壁に両手を突っ張る形になっている。彼の目の前には電車を運転している運転席が見えるガラス窓があって、すぐそこに運転手が立っているのが見える。いやそれだけではない。周囲は無関係の人間が押し合うようにぴったりと接触して立っているのだ。淳一は、焦った様子で体を捻り、何とか僕の体から逃れようとした。だが、僕は左手を彼の突っ張った腕の横へ突き、右手で彼の体を抱きこんだ。身動きも出来ないほど混んだ車内で、しっかり囲い込まれてしまった淳一は、はかばかしく抵抗できない。
彼のぴったりとしたジーンズの尻の合わせ目に、硬く張り詰めた自分のそれを添わせながら腰をじんわりと押し付けた。ギクッとしたように、淳一が目を見開いた。何が起きているのか、何をされているのか気がついたのだろう。こわばらせた頬を引きつらせながら、無言で腰を捻って抵抗しようとする。だが、そのわずかな抵抗は自分の尻を僕の体にこすり付けるだけの結果に終わってしまう。
「や、やめて。嫌だ。各務。こんな所で……」
僕は、答えず、押し付けた腰をゆっくりと上下に動かし始めた。周囲が不審に思わないように不規則に自然な電車の振動に合わせて彼の尻を刺激する。息を呑んだ 淳一は、歯をくいしばって、壁に付いた腕を必死に突っ張っていた。だが、それは結局、僕の動きへ協力する役にしか立っていない。異常な状況が、淳一を混乱させていた。ぴったりと重ね合わせられた僕の体が与えてくる刺激を無視しようと、ぎゅっと目を瞑り、喘ぎを漏らさないように息を整えていた。
だが、やりたい盛りの体を、毎日毎日開発された純一の体は、本人の意思を無視して反応し始めていた。体がかすかに震え、首筋が赤くなってくるのが分かった。僕は、もう左手で彼の左手を掴むと、腰に廻していた右手を彼の膨らみを覆うように移動させた。
ショックを受けた淳一が眦を吊り上げて、振り返って僕を見ようとする。こんな場所で、こんな場所で。口に出さなくても彼が胸の中で精一杯毒づく声が聞こえる。何考えているんだよ。こんな場所で触ってくるなんて。ばれちゃうじゃないか。やめろよ。変態。サディスト!離せってば!
「各務……やめろよ。あうっ……」
周囲に聞こえないように必死に押し殺した囁き声。だが、押し殺した声はかえってはっきりと言葉の意味が耳に届く。何かが起きているという事はもう、周囲の人間達には分かっているだろう。男と男で何をやってるんだか。軽蔑と好奇心の視線が集まってくるのが分かる。淳一も気付いているのだろうが、どこか狭い場所に入り込んで抜け出せなくなっているように、強い抵抗も出来ず震えながらただただ腕を突っ張っているだけだった。
異常な状況というだけでなく、お互いにこれほど接近して体をあわせた事が一度も無かった。彼の体の隅々まで、どこを触ればどう反応するのか、どんな時にどんな鳴き声をだすのか。彼のまつげの震え、体のくねり、尻の穴の痙攣さえ知っているのに、抱き合った事など一度も無かった。淳一が、すべての胸のうちにあふれる罵声も、思わず口をついて出ようとする喘ぎも、重ねられた体から送り込まれる刺激への反応も、すべて押さえ込もうとして唇を噛み締めて必死に耐えている様を僕はじっとみつめる。
体の重さ、動きを充分に意識させるゆっくりした動作で彼の背に体重をかけると、彼の弱点である髪の生え際から肩へつながる首筋の柔らかな場所へ舌を滑らして彼を身震いさせた。淳一はどこもかしこも感じやすい。何度もその感じやすい部分を舌でなぞってやってから、首筋へ軽く歯を当ててやった。
↓ランキングに参加しています。応援してね。☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ


[PR]

この記事へのコメント
各務さんってば・・・公衆の面前で大胆すぎるッ
ってことは、さやかさまも大胆なり~~
(〃▽〃)ウフフ♪
せつなの妄想よりさやかさまの方が大胆ですぅ。
..._〆(゚▽゚*)という事にしてしまおう><
[彼の弱点である髪の生え際から肩へつながる首筋の柔らかな場所]
せつなもココのあたりダメ!
ぞわぞわってして鳥肌立ちます。
ってことは、さやかさまも大胆なり~~
(〃▽〃)ウフフ♪
せつなの妄想よりさやかさまの方が大胆ですぅ。
..._〆(゚▽゚*)という事にしてしまおう><
[彼の弱点である髪の生え際から肩へつながる首筋の柔らかな場所]
せつなもココのあたりダメ!
ぞわぞわってして鳥肌立ちます。
2006/09/18(月) 03:56 | URL | せつな #3/VKSDZ2[ 編集]
お?お?お?
この辺りかなぁ?(*^^)ヾ(^ )ツンツン
各務は、開き直るタイプだよね。
刺激すると、怖いぞ!
この辺りかなぁ?(*^^)ヾ(^ )ツンツン
各務は、開き直るタイプだよね。
刺激すると、怖いぞ!