最初にお姫様に秘密を教えたのは
お城の塔に住んでいる尻尾を持った妖精でした
本当は 知ってはいけなかったのです
本当は 味わってはいけなかったのです
でも、そんな事どうして分ります?
だって、こんなに楽しい事を
こんなに甘い喜びを
薄暗がりに隠れている 背徳の事実を
それから お姫様は こっそりと侍女を塔の上に誘っては
彼女をいたぶるようになってしまいまいました
その悲鳴が
その哀願が
その鎖のなる音が
響く鞭音が
城中に聴こえてるとも知らずに
ああ だからなのです
お姫様がすまし顔で
廊下を横切ると
みなが嬉しそうににっこりと笑うのは
だって お姫様は 本当に
美しい 美しい お姫様だったんですもの
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お城の塔に住んでいる尻尾を持った妖精でした
本当は 知ってはいけなかったのです
本当は 味わってはいけなかったのです
でも、そんな事どうして分ります?
だって、こんなに楽しい事を
こんなに甘い喜びを
薄暗がりに隠れている 背徳の事実を
それから お姫様は こっそりと侍女を塔の上に誘っては
彼女をいたぶるようになってしまいまいました
その悲鳴が
その哀願が
その鎖のなる音が
響く鞭音が
城中に聴こえてるとも知らずに
ああ だからなのです
お姫様がすまし顔で
廊下を横切ると
みなが嬉しそうににっこりと笑うのは
だって お姫様は 本当に
美しい 美しい お姫様だったんですもの

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